全ての動きの基礎は股関節を締める

こんにちは。

体軸コンディショニングスクールの山根です。

「股関節が使える状態ってどんな状態ですか?」
これを聞かれると意外とすぐに答えられる人って少ないみたいですね。

なぜかというと、股関節を使える状態っていうのが曖昧だからです。

でも、股関節は全ての動きにおいて土台となってくる場所で、きちんと明確にすることができていないと、あなたがやっている動き自体も曖昧になってしまう可能性があります。

逆に股関節を使えている状態を明確にしておけば、身体の動きの質が高まり、施術やトレーニングのパフォーマンスが大きく変わってきます。

今回は今よりも施術やトレーニングのパフォーマンスをもっともっと上げたいという方に向けて、股関節が使える状態はどんな状態なのか具体的にお伝えしていきたいと思います。

股関節が使えない人の特徴

多くの人の場合ですが、股関節が使えておらず、股関節が抜けた状態にあります。

この股関節が抜けた状態というのは、重心が前にいき、つま先に体重が乗ってしまっている状態です。

なぜ、この状態が悪いのか。

重心が前にいき、つま先に体重が乗ってしまうと大腿四頭筋や前脛骨筋といったアウターマッスルが働きやすくなります。

そのため、身体を安定させるために必要な大腰筋などの体幹のインナーマッスルが働きにくくなってしまいます。

股関節が使えないと施術やトレーニングのパフォーマンスが落ちてしまう理由としては、施術やトレーニングをするときに余計な緊張があると、相手にも余計な緊張を与えやすく、パフォーマンスを下げることに繋がってしまうからなんです。

パフォーマンスを向上させるには⁉︎

パフォーマンスを向上させるには、股関節が抜けた状態から股関節が使える状態にしていかなければなりません。

股関節が使える状態というのは、『股関節が締まっている状態』のことを指します。

股関節が締まっていると大腰筋やハムストリングスが働き、結果として重心が後ろにいき、余計な緊張がない状態になります。

なので、股関節が締まっていると、余計な緊張が生まれず、施術やトレーニングのパフォーマンスの効果を上げることができるといったわけなんです。

股関節を締めるワーク

1.足を腰幅に広げ、つま先を前に向け、足の位置を揃える。
2.股関節のV ラインの真ん中(恥骨の横)を触りながら股関節を曲げてお尻を後ろに引く。この時裏ももが伸びているのと足の裏のアーチが引き上がっている感覚を確かめる。
3.股関節を視点に元の位置に戻っていく。
4.これを10回繰り返す。

動画はこちら

このワークを行うことで、ハムストリングスや大腰筋が働き、股関節が締まった状態となります。

股関節が締まれば、体幹のインナーマッスルを働かせることが出来るので、施術やトレーニングのパフォーマンスを大きく変えることができるようになります。

施術やトレーニングのパフォーマンスをもっともっと上げたいと思う方は、ぜひこのワークを行ってみてください。

P.S
股関節をきちんと使えるようになり、施術やトレーニングのパフォーマンスを最大限にしたいと思っている方はこちら

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