こんばんは。
体軸コンディショニングの
ヨガスクールマネージャー太田です。
とあるスポーツクラブでの出来事です。
「ヨガなんて女性がやるだだの体操だろ。」
そう突っかかってきた会員さんがいました。
自分はトレーニングしてパンプアップを目指しているから、そんなくだらない体操はしないという訳です。
こちらから声をかけたわけでもないのに、あまりの言い草でした。笑
そこで、その彼に予言をしてあげました。
「そのうち右肩、痛めますよ。」
そう伝えると、フンっと鼻を鳴らして行ってしまったのです。
それから1ヶ月後、、、
ヨガは女性がやる体操だと言い放った彼が、私の前にやってきました。
右肩を痛めてトレーニングが出来なくなったとバツが悪そうに伝えてきたのです。
それ以来、彼はヨガのレッスンの常連になりました。
そして、肩の痛みが取れたところで、ヨガとウェイトトレーニングを合わせて行うようになり、肩の痛みを訴えることはなくなったのです。
なんと、バカにしていたヨガが、彼のカラダの使い方の基礎トレーニングになったのです。
どうして怪我をすると判ったのか
実はこの出来事、予言した訳でもなんでもありません。
タネをあかせば、レッスン前にスタジオで待機している時に、彼のウエイトトレーニングがあまりにも酷かったので、目にとまり観察していただけです。
ようは、重たいダンベルを、弱い左肩を庇いながら、右の三角筋、上腕二頭筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋で踏ん張りながら無理矢理上げていたのです。
それを見て、あれはいつか痛めるな、、、
そう解っていただけなのです。
適当にやるから怪我をする
そもそも、インナーマッスルが使えずに体幹が安定しないまま、重たい物を持ち上げようとすれば、無意識的にアウターマッスルを使います。
私から言わせれば、ヨガのポーズで自分のカラダも充分に支えられないのに、さらに重いもの持ち上げようとするなんて、怪我する為の練習でもしているんですか?
そうツッコミたくなります。笑
もちろん、ウェイトトレーニングのように、重い物を持ち上げるためにはアウターマッスルの筋出力も必要です。
しかし、使うべき筋肉と無駄に使わなくてよい筋肉の優位度を、徹底的に使い分けて行わなければいけないのです。
そこを知らず、適当にやるから怪我をするのです。
ヨガはカラダの使い方の基礎になる
ヨガの練習は、一見トレーニングとしては役に立たないと言われがちです。
しかし、インナーマッスルとアウターマッスルの優先度を上手に使い分けて行うことで、自重トレーニングとしては最適のものと言えるでしょう。
ただし、条件付きです。
インナーマッスル主体のカラダの使い方を徹底的にカラダに覚えさせるように練習できるかが条件です。
カラダの使い方の基礎になるからと、ヨガを闇雲にやってもトレーニングにはなりません。
ヨガでカラダの使い方の基礎を身につければ、他の運動やスポーツでカラダの使い方を応用させることができます。
無駄なく効率よくカラダのパフォーマンスを上げたければ、ヨガやピラティスでカラダの使い方の基礎を身につけて下さい。
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