体幹を分類分けして考える

皆さん、こんばんは。
体軸コンディショニングの藤田です。

先日は満員御礼で体幹の評価とコンディショニング法のWSを開催しました。
講座の写真はこちら

セミナーに参加できなかった方に、今日は少しだけセミナーのポイントを公開いたします。

体幹は、四肢を除いた胴体部分であり、背骨や胸郭が骨格としてあり、内臓が納められています。

また、腰部の前面にある腹部は骨格的な安定がない代わりに、腹筋などによる腹圧機能によって安定性を保っています。
この腹圧機能は、腰椎部分を安定して使えるような役割もあります。

この機能的な体幹が働くためには、3つの前提条件があります。

・脊柱の弾力性があるかどうか。
・胸郭の弾力性があるかどうか。
・腹圧が正しく機能しているかどうか。

他にも条件を挙げることができますが、
筋骨格的にはこういった条件が大事になってきます。

セミナー中には様々な受講者さんの体幹を診させて頂きました。
その中で体幹機能評価の一例を挙げると、

・脊柱の伸展方向の柔軟性はあるが、脊柱の屈曲方向の柔軟性は乏しい。
また、下位肋骨は挙上位にあり、腹圧が高まりにくい。

・肝臓が硬く下がった位置にあるが、横隔膜が挙上位で固まっていて胸郭の弾力性が少ない。

・骨盤の捻じれが強いため、左右バランスが悪く、腹圧が機能していない。

こういった問題を解決するには、
さきほどの3つの前提条件を念頭において問題を分類分けし、 一番の原因に対してアプローチする必要があります。

これらを行うことで、セラピストはもちろん、それ以外のインストラクターの方でも体幹の評価が出来るようになります。

次回講座の予定はまだ未定ですが、1月頃を予定しております。
詳細が決定しましたら、またお知らせいたします。
参加出来なかった方は楽しみにしていて下さい。
*体軸コンディショニングの日々の活動をInstagramにて毎日更新しています。
先週末に開催された4つの講座の雰囲気も見れます。
体軸のInstagramをチェック

 

スクールの情報はこちらをご確認下さい。
こちらをクリック

 

体軸コンディショニングの日々の活動をインスタにて毎日更新しています。
体軸のインスタをチェック

 

ご質問はこちら
ご質問や体軸に関するご質問はコミュニティにてお待ちしております。
初歩的な内容でも大丈夫ですので、お気軽にご質問ください。
例:どうしたらパフォーマンスが上がりますか?

コミュニティに参加して質問する
*承認ありがとうございました。
などはお気持ちだけで結構ですので、コメント欄にはご質問のみご記入お願いいたします。

ほぐすだけで体軸が通る方法

2017.08.27

体幹と肝臓の関係性は姿勢を見れば分かる

2017.08.24

膝の痛みの秘密

2017.08.21
The following two tabs change content below.
体軸コンディショニングスクールは、施術,スポーツ,仕事… すべてのパフォーマンスを向上させたい方のために、体軸理論の情報をお届けするスクールです。 あなたが体軸を形成できるように身体のバランスを整える方法や、スポーツや施術におけるパフォーマンスを高めるための情報をお伝えしています。 体軸コンディショニングスクールは、同じ考え方を持った4.5万人を超えるファンの方に支えられています。

最新記事 by 体軸コンディショニングスクール (全て見る)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。