首が固いとこどもはいびきをかく

こんにちは、理学療法士の中山です。

こどものいびきの原因には鼻や口の奥にある器官の肥大や
鼻炎などの鼻づまりによって引き起こされるとされています。

しかし、そういう異常がなくても
普段何気なくしている「あること」が原因で
いびきをかいているこども達がいます。

その「あること」とはいったい何なのか?
一緒に見ていきましょう。

〈何気なくしている「あること」とは〉

普段からしているあることとは呼吸です。

呼吸には主に胸式呼吸と腹式呼吸があります。

どちらもうまく行えている状態が
呼吸の状態としては良いのですが、腹式がうまく行えず
胸式の方ばかりの呼吸になっていると
いびきが起こりやすくなってしまいます。

それはいったいなぜなのか?
続きを見ていってみましょう。

〈筋肉が外側から圧迫している?〉

腹式がうまく行えず胸式の方に偏った場合に
首の筋肉が固くなってしまうことがあります。

腹式呼吸で使われる筋肉が使えていないことにより
その負担分を首の筋肉が負ってしまうからです。

その首の筋肉とは胸鎖乳突筋です。

胸鎖乳突筋とは顔を横に向けたときに
首に浮き上がってくる斜めの筋肉です。

この筋肉を手で触りながら
深呼吸をして首の筋肉が固くなった方は
腹式呼吸がうまく行えていない可能性があります。

通常、いびきは鼻から肺にかけての空気の通り道が
何らかの原因により邪魔されている場合に起こります。

そのため、鼻づまりや扁桃腺などに異常がなくても
胸鎖乳突筋のような筋肉が固くなることによって
空気の通り道である喉が圧迫され
いびきや無呼吸が起こることがあります。

この場合、
腹式呼吸がうまく行えていないことにより
首の筋肉が固くなっているので、
腹式呼吸で主に使われる横隔膜を
使いやすくすることで改善が期待されます。

横隔膜を使いやすくするためには
次の体操が効果的なので試してみてください。

〈横隔膜を使いやすくする背骨体操〉

・お腹に手を当て深呼吸をして、今の息のしやすさやお腹のひろがり具合をなんとなく覚えておく
・片方の手でヘソから指4本上のところを押さえる。
・反対の手で同じ高さの背骨を押さえる。
・押さえた部分の背骨を曲げ伸ばしする。
・再び深呼吸をして確認する

動画はこちら
https://youtu.be/TZDr1ZVrxW8

いかがでしょうか?
先ほどと比べ、息が入りやすかったり
お腹が膨らみやすくなっているのではないでしょうか?

この体操では腹式呼吸に必要な横隔膜が使いやすくなり
首の筋肉の負担を減らしてくれます。

いびきが起きているということは十分な睡眠がとれず
集中力の低下や成長ホルモンの分泌の妨げとなっていることが
考えられるので早めの解決、または予防に
役立てていただければとおもいます。

ぜひ、試してみてください。

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