こんばんは。
体軸コンディショニングのヨガスクールマネージャー太田です。
ここ最近、腸の話が多いので、
「なぜ腸?」
そう感じている方もいるかもしれませんね。笑
実は、これには理由があるんです。
腸は脳とも関係あり、他の臓器への影響も大きいですし、腸内細菌のバランスを整えることも必要です。
腸の状態を良くすることは健康の近道です。
女性ホルモンと腸の関係
もう一つ女性は、女性ホルモンが腸に関係することを知っておくと良いでしょう。
女性ホルモンと言えば、生理に関わるホルモンです。
女性ホルモンは、生理に関係し腸にも関係してくるのです。
まず、生理に前に分泌される『黄体ホルモン』、女性のカラダを妊娠に備えた状態にする目的で、体内の水分を維持する働きがあります。
そのため、黄体ホルモンは体内に水分を貯めやすく、腸内でも食べ物の水分を吸収する働きも強くなります。
すると大腸内の水分は減り、排出しにくい状態になってしまいます。
さらに、黄体ホルモンには、妊娠に向けて子宮の収縮を抑える働きもあり、生理前よりも多少子宮が大きいことから、腸を圧迫させ、腸のぜん動運動を弱めてしまうのです。
腸は子宮や卵巣に近い位置にあるため、子宮や卵巣の影響も受けやすいとも言えるでしょう。
実際、女性ホルモンのバランスが整っていれば、さほど腸に影響を及ぼさないのですが、現代の女性は、女性ホルモンのバランスを崩しがちです。
年齢に関わらず、女性ホルモンのバランスが崩れることから、腸へ及ぼす影響を考慮しなくてはいけません。
女性ホルモンが崩れる原因は?
もともと、筋力の低下、血流の悪さが原因で、
・腸のぜん動運動が弱まる。
・子宮や卵巣の機能が低下する。
これらが原因で女性ホルモンはバランスを崩します。
ですから、女性の便秘を解消するには、女性ホルモンの影響も捉えつつ、腸のぜん動運動を促す、腸内環境を整えるといった形で、両方のアプローチが必要なんです。
生理の環境を整えつつ、腸の力を上げることで、女性の悩みが解決できれば嬉しいですよね。
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