肩を下げる理由

こんにちは。
体軸コンディショニングスクールの馬場です。

体軸理論と出会う前のこと、、、

「肩を下げて、背中が気持ちよく開くのを感じて~」

ヨガのレッスン中に、このインストラクション通りにポーズをとったら、
背中からバキッ!という音が聞こえてきました。

 

なんと、ワシのポーズで、菱形筋を傷めてしまったのです。

 

菱形筋は、肩甲骨を背中の中央に引き寄せる筋肉で、
この筋肉をストレッチするのが『ワシのポーズ』です。

ワシのポーズのポイントは、

・肩を下げる

・骨盤を正面に向ける

などが上げられます。
私は、ワシのポーズを綺麗に決めようと肩を下げたことで筋肉を傷めてしまいました。

 

当時、このケガの原因は、肩回りの硬さにあると認識していたのですが、、、

その後、体軸理論を学んだ私は、この認識がずれていることに気づかされました。

ケガをした本当の原因、それは、やみくもに肩を下げようとしたことだったのです。

このことで、僧帽筋が伸びたまま緊張しすぎてしまい、
菱形筋を上手くストレッチすることができずにケガをしてしまったのです。

 

『肩を下げる』

この言葉は、ヨガの書籍でもよく登場しますし、
インストラクターも当たり前のように生徒さんに伝えています。

あなたは、なぜ肩を下げた方が良いのか、説明することができますか?

何も考えずに肩を下げるだけでは、私のように怪我をしてしまう恐れがあります。

気持よくポーズをとるためにも、解剖学的な知識を頭に入れておくことが必要です。

 

肩を下げる理由、それは、

・前鋸筋(脇腹)を収縮させることで、腹斜筋 / 腹横筋で体幹を支える。

・大腰筋 / 内転筋 / ハムストリングスを優位にしながら土台を安定させる。

このことを、ワシのポーズに応用すると、前鋸筋の収縮を感じながら肩を下げることで体幹を強くさせ、
土台も安定させることができるということになります。

 

つまり、脇腹に意識を向けて肩を下げると、無理な力を入れずに、安全にポーズをとることができるというわけです。

怪我をした当時の私は、脇腹ではなく、肩に意識を向けていたので、余計に力んでしまい、ケガをしてしまいました。

 

このように、同じ動きでも、意識をどこに向けるかによって、動きの質や力の入れ方に雲泥の差が生じます。

運動指導をしているけれど、なかなか結果が出ずに悩んでいる、自分の身体の動きをもっと良くしたい、、、

そう思っている方は、こちらもチェックしてみてください。

 

意識の向け方ひとつで動きがグッと変わることを、ご自身の身体で実際に体感しましょう。