「ああ、今日もダメだった、、、」
生徒さんの前でバランスポーズを崩してしまい、
帰りの電車で肩を落とす日々が続きました。
こんばんは。
体軸コンディショニングの
ヨガスクールマネージャー太田です。
その頃、ヨガのバランスポーズが全く安定せずに悩んでいた時期でした。
生徒さんの前で見本を見せるたびに、バランスを崩してしまうのです。
体幹を強化すれば、バランスポーズができるようになるかもしれない。
そう考えていた私に、
「体幹を鍛えたければ、犬のように四つん這いで歩きなさい。」
そんな助言の言葉が聞こえてきました。
根拠はありませんでしたが、犬のように四つん這いで歩くトレーニングを行えば、体幹が安定し、生徒さんの前でバランスポーズをかっこよく行えるようになるかもしれない、、、
そう直感した私は、馬鹿の一つ覚えのように、自分が犬になったつもりで、四つん這いのトレーニングを行なったのです。
そして、ある日、、、
ヨガのレッスン中に腕をあげようとした瞬間、肩に激痛が走ったのです。
その場はなんとかやり過ごしましたが、それ以降、しばらく腕を使うポーズが全くできなかったため、レッスン中も、全てインストラクションのみでこなすしかありませんでした。
結局、バランスポーズを安定させるどころか、肩や腕でカラダを支えるポーズが全くできなくなってしまったのです。
当時は本当に悩んでいたので、藁を掴む思いでやっていました。笑
今考えば、恥ずかしくて穴があったら入りたいです、、、
このように、四つん這いと言っても、やり方一つで身体にかかる負担が変わります。
このトレーニングが悪いわけではありません。
やり方を間違えたから肩を痛めたのです。
本当は、この四つん這いでの動物歩きのトレーニング、上腕三頭筋から前鋸筋、腹斜筋を使いながら行えば体幹トレーニングになったのです。
しかし、私がバカの一つ覚えのように行なっていたやり方は、三角筋や僧帽筋などを使い四つ這いになっていました。
そこに歩くことで、さらに腕に負荷がかかる状態を、上腕二頭筋、腹直筋、大腿四頭筋などを固めてカラダを支えていたのです。
いわゆる、アウターマッスルを使いトレーニングを行なっていたので、カラダを痛めた結果になってしまったのです。
体幹トレーニングと言ってもやり方一つで体感が違います。
インナーマッスルが使えている状態と、アウターマッスルが使えている状態では、身体にかかる負担が違います。
的確に体幹をトレーニングするためには、この違いを身体で感じ、体幹トレーニングが行えることがベストです。
あたなの体幹トレーニングが、
あなたの体幹を安定するもになるのか、
身体を痛めるものになるのかは、
やり方次第です。
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