今すぐ出来る体幹のコンディショニング法~胸郭編~

満員御礼でキャンセル待ちだった「体幹の評価とコンディショニング法」の追加開催が決まりました。

前回1日の開催でしたが、伝えたい内容が他にもたくさんあるので、2日間に分けてよりに充実した内容をお伝えします。
体軸コンディショニングの藤田です。

今日は皆さんに、今すぐ実践できる胸郭の調整方法をお伝えします。
この方法は、講座ではお伝え出来なかった方法です。
講座に参加できなかった方でも、簡単にできる方法なので、是非お読みください。

まず、体幹は大きく分けてこの3つに分類されます。

1、胸郭…生命活動に関係する内臓を納めている。肋骨と背骨と胸の前にある胸骨で構成される。
2、腹部…胃腸などを納めている。腹圧により腰と腹部を安定させている。
3、脊柱…中心にあり、筋肉にも内臓にも関係がある。仙骨尾骨を含む。
今日は、その中の「胸郭」の調整法をお伝えします。
胸郭の柔軟性が求められるのは、寝返り動作など身体を回旋させる動作です。
そして、その時には肋骨の動きが重要な役割をしています。

どんな動きかと言うと、右後方に身体を捻る動きでは、右側の胸郭を構成する肋骨は後傾(後ろに回転します)します。

身体全体で後ろに振り返る動きを、左右どちらも行ってみて下さい。
右後ろが振り向きづらい方は、右肋骨の後傾への動きが低下しています。

これに対して、胸郭に適切な弾力のある動きを作る簡単な調整法があります。

・右の胸郭側面を皮ごと筋肉や脂肪をつまむ。
・つまんだままその場所を膨らませるように、鼻から吸って口から吐くよう深呼吸を5回行う。

特に、つまみづらくなっている部分は肋骨の動きがかなり低下している部分ですので、入念に行いましょう。
これを右側の胸郭を上部・中部・下部に3分割して、3箇所やります。
終わったら、身体を捻ってみて下さい。
どうでしょうか?右後ろに身体を捻りやすくなっていませんか?

今回は事前に確認しませんでしたが、これをやることで右手側の握力が改善したり、片足立ちのバランスも改善します。

これは、右側胸郭の肋骨の動きが良くなることで、右の肩甲骨の動きが改善して、右上肢全体が機能的に使える状態になるからです。
そして、右側体幹の動きが出ることで、右股関節も安定しやすい状態になるからです。

今回は右側を例に説明しましたが、この方法で胸郭の両側面をやることで、左右の肩から股関節までが機能的になり軸が通りやすくなります。

軸が通ることで、どちらにも体幹を回旋しやすくなりますし、深い呼吸もしやすくなってきます。
このように体幹や軸の評価を胸郭から行い、調整が出来ます。
他にも腹部や脊柱からも体幹や軸を評価することができます。
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両方とも受けると、より体幹の理解が深まりますよ。

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