かんたん!体幹の評価のやり方

こんばんは。アナトミーの鬼の田中です。
さて、今日は腕と体幹機能について、分かりやすくお話をしていきます。

腕と体幹は、肩甲骨を介して繋がっています。
その肩甲骨は、多くの方が「肩こりで有名な僧帽筋」などで体幹に固定されています。

この僧帽筋による固定でも良いのですが、
これでは身体のパフォーマンスは下がってしまいます。

そうではなくて、
腹筋と連結している筋肉によって体幹と繋がることで、
肩甲骨や腕は動きやすくなりますし、体幹も安定します。

具体的には、
・脇の下にある前鋸筋
・前鋸筋と繋がっている腹斜筋です。

この2つの筋肉が使えると、体幹、特に上部体幹は安定します。
むやみに腹斜筋だけ鍛えても、体幹は安定のしないのです。
ちゃんと繋がっている筋肉と一緒に鍛えるべきです。

あなたは、ちゃんと繋がっている筋肉と一緒に鍛えていますか?
上手くできていないと、脇の前鋸筋ではなくて、大胸筋が固くなっていますよ。

試しに、仰向けになって身体を身体を起こす腹筋の筋トレをしてみて下さい。
何気なくやると、大胸筋がかなり固くなっています。
触りながらやると、分かりますよ。
もしくは、誰かに触ってもらいながらやると良いです。

大胸筋も腕と繋がっていますが、
この筋肉は腹直筋とのつながりがあり、
どちらもアウターマッスルと言われている筋肉です。

それだと、腹斜筋との連動は少なくなり、
結果として、体幹は不安定になります。
上手く出来ている時と、そうでない時とでは、
大胸筋のボリュームが全然違います。

これは、腕と体幹の関係性でもありますし、
ちょっとした体幹の評価の仕方でもあります。
触るだけですから、簡単ですよね?

もし、あなたが、
・より正確な体幹のトレーニングをしたい。
・効果の出る体幹トレーニングを指導できるようになりたい。

そう思っているなら、今回のような評価が大事になります。
ぜひ、評価をしながらやってみて下さい。

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この他にも、
どなたでもできる、簡単な体幹の評価の方法があります。

それに合わせた、簡単なコンディショニングの方法もあります。
詳しく知りたい方はこちら
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