手を痛めたら首をほぐす

こんばんは。
アナトミーの鬼の田中です。

突き指や手首の捻挫、意外と痛みが長引いたことはありませんか?
手の腫れは治まっているのに痛みが出ることはありませんか?
 
そのような場合、手以外の場所に原因があります。
では、いっしょに原因を探ってみましょう。
 
  
<手首を痛めた時の特徴>
 
手首を痛めると、力は入りにくいですが痛みで手の筋肉は緊張しています。
また、手から肘にかけて筋肉を触ってみると、そこの筋肉は固くなっています。
なぜなら、手首を動かす筋肉は肘の所まで付いているからです。
 
ですので、手首を痛めた後、炎症が治まっているのに痛みが続くようであれば、まずはこの肘の近くまでほぐして下さい。
しかし、これだけでは不十分なのです。
 
 
<手首を反る筋肉は首までつながっている>
 
手首を反る筋肉は、肩や首の筋肉とつながっています。
ですので、手首を痛めた時は肩や首の筋肉まで固まっていることがあります。
 
実際に、痛い所以外の筋肉や関節が痛んだ時はありませんか?
それは、このような解剖学的な理由があるからなのです。
手首をケガしたあと痛みが治まったとしても、肩や首の筋肉の固さが残ってしまう場合がありますので、固くなっていないか確認した方がいいです。
 
 
<手首を曲げる筋肉はお腹までつながっている>
 
手首を曲げる筋肉は、胸までつながりそこからお腹までつながっているので、ここまで固くなることがあります。
 
胸やお腹の筋肉は、アウターマッスルである大胸筋や腹直筋という筋肉です。
 
ですので、手首のケガからアウターマッスルの緊張が高まり、インナーマッスルが使いにくくなってしまった結果、運動パフォーマンスが落ちてしまうことがよくあります。腰痛になってしまう方も中にはいます。
 
手のケガは重症度に関わらず、このような筋肉のつながりまでしっかりケアをする必要があります。
 
 
<2つのポイント>
 
ケアの仕方は以下のポイントを使った簡単な方法をおススメします。
 
〔首のポイント〕
https://youtu.be/JjY-o464WRs
 
〔お腹ののポイント〕
https://youtu.be/TZDr1ZVrxW8
 
特にこのお腹のポイントは、腹直筋というアウターマッスルの緊張を落とすだけでなく、インナーマッスルで有名な大腰筋を使いやすくする体操でもあります。
 
インナーマッスルが使いやすくなることで、腹直筋以外のアウターマッスルの緊張も落ちます。
すると、一番最初に確認した肘の辺りの筋肉の緊張も落ちやすくなります。
 
手のケガは重症度に関わらず、手以外の所のケアが重要です。
この体操は簡単ですので、手をケガした際には筋肉のつながりまでしっかりケアをしていきましょう。
 
このような筋肉のつながりを知っておくと、自分の身体が固い原因や痛みの原因が分かるようになります。
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