こんにちは。鍼灸師・パーソナルトレーナーの柴です。
「足首が固くてしゃがめない、、、」
という悩みを持ってる方が結構多くいると思います。
そんな方達のしゃがみ方をみていると、
ほとんどの方が土踏まずを潰すようなこんなしゃがみ方をしているのです。

これ、足首が全然曲がっていないんですよね。
曲がらずに膝が内側に倒れてるだけになってます。
何故このような形になってしまうのかというと、
それは股関節や膝の歪み・動きの悪さ、などいくつか要素があるのですが、
その中の1つが実はカカトにあるのです。
[カカトの内側が固いとしゃがめない]
カカトといっても内側。
ここが固まっていて、これをより具体的にいうとカカトの内側を通っている
長趾屈筋・長母趾屈筋・後脛骨筋が固まっています。

何故ここが固まるのかというと、
それは捻挫癖や足首の不安定性が関係しています。
足首が不安定な人は外側に乗るとグラつくため、
それを回避するために足をペンギンのように外に開く癖みたいなものがあります。

こうなるとスネが内側に倒れやすくなり、
カカトの内側にある長趾屈筋・長母趾屈筋・後脛骨筋に過度に
負担をかけてしまうため固まってしまうのです。
ここが固まると、
足首を曲げる時に後ろ側に滑り込む距骨(きょこつ)が滑り込まなくなるため、
足首が曲がりづらくなります。

そのためこの3つの筋肉を緩める必要があるのですが、これらと一緒にスネの筋肉もほぐすと更に良いですね。
[スネをほぐすと更に効果的]
スネが内側に倒れやすくなると、スネの前脛骨筋も固くなり、
更にスネが内側に倒れやすくなると相対的に足の外側が上がるので、
スネの外側にある長腓骨筋も固まってしまいます。


なので、以下のやり方でこれらの筋肉を全部ほぐしていきましょう!
[足首を柔らかくするほぐし]
まずは今の状態を確認するために、出来る限りで結構ですので、しゃがんでみてください。
この時の足首の曲がりやすさ。しゃがみやすさを覚えておきましょう。
次に3つのほぐしを行います。
〈①カカトの内側ほぐし〉
カカトの内側をほぐす。その後、カカトの上にあるアキレス腱を摘んで足首を動かしてほぐしていく。

〈②スネほぐし〉
スネの骨の出っ張りの隣あたり。ここを指圧してほぐす。

〈③スネの外ほぐし〉
スネの外側にある骨の出っ張りの下あたりから外くるぶしの近くまでほぐしていく。
では再度しゃがんでみてください。
いかがでしょうか?
先程より足首が柔らかくなり、しゃがみやすくなってると思います。
このように足首の固さにはカカトが関係してるので、
お悩みの人は是非この3つのほぐしを試してみてくださいねー!
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