脇を効かせると体幹は不安定になる

こんにちは。
体軸コンディショニングスクールの山根です。

少し前に第3期の体幹パーソナルトレーナー養成講座ベーシックが終わりました。

講座では、体幹のインナーマッスルを使いながら身体を動かしていく方法を学んでいくのですが、
ちゃんとした身体の使い方が出来ると、身体を動かした後、いつもより動きがスムーズになり、楽になります。

参加された人は、

これヤバくないですか?
重りが外れたかのように軽いっ!

と驚かれている人がたくさんいました。

講師としてはとても嬉しい反応ですね。

そんな中、参加された生徒さんから、

レッスンでプランク(板のポーズ)を指導するとき、
体幹の力を使って身体を支えるために脇を使うように指導しているんですが、
そうすると手首や肘、肩が痛くなってしまう人がいるんです。

肩甲骨は立っているので、脇が支えているはずなんですが、、、
なぜそういったことになってしまうんでしょうか?

という質問を頂きました。

体幹の力を使って身体を支えるためには、脇を使う必要がある。
このことをご存知の方は多いと思います。

脇の筋肉の前鋸筋を働かせることによって、繋がっている体幹の筋肉(腹斜筋や腹横筋など)も使いながら効率よく身体を支えることが出来るからです。

しかし、プランクなどの体幹トレーニングで脇を使おうとするあまり、
かえって手首や肘、肩が痛くなってしまう人もいます。

僕も以前に体幹トレーニングを指導していて、
脇を使うことを伝えたら手首や肘が痛い、辛いと言われたことがあります。
なぜ、脇を使っているにも関わらず、手首や肘、肩が痛くなってしまうのか?

それは、脇を使うことを意識するあまり、前鋸筋が働きすぎてしまっているからです。

脇を意識しているにも関わらず、
手首や肘、肩が痛くなってしまう人によくあることとして、
肩甲骨を立てようとしたり、地面を押すことを意識しようとしすぎて、
前鋸筋を使い過ぎてしまっていることがあります。

確かに前鋸筋を使って体幹トレーニングをすることは、
体幹周りの筋肉を使って効率よく身体を支えることが出来るので、
とても重要なことです。

しかし、前鋸筋が働き過ぎてしまうと、前鋸筋自体が固まってしまい、
肩甲骨の柔軟性の低下を招いてしまいます。

肩甲骨の柔軟性が低下した状態になってしまうと、
肩甲骨が安定しなくなり、体幹全体も不安定になってしまいます。

すると、腕や肩などの筋肉を使って無理矢理支えるようになってしまうので、
上半身全体が固まり、身体の重さを上手く分散させることが出来なくなってしまうのです。

手首や肘、肩などの負担が大きくなってしまうのはそのためですね。

もしレッスンやトレーニングで、脇を意識しても、
手首や肘、肩が辛くなることがありましたら、
脇の力を使い過ぎていないかチェックしてあげるといいですよ。

具体的な解決方法としては、
一度力を抜いてから、脇の下の部分を触り、胸が少し丸まるように誘導してあげと良いでしょう。

体幹パーソナルトレーナー養成講座では、
基本的な身体の使い方をお伝えしつつ、
こういった細かいポイントや実際の指導現場での対処の仕方を学んでいきます。

ただ知るだけでなく、明日からの現場で使える具体的な指導方法が知りたい。
そう考えているなら、こちら