トレーニングに派手さはいらない

こんにちは。
体軸コンディショニングの山川です。

来年のオリンピックのおかげで、
TVなどのメディアでさまざまな選手がクローズアップされてますね。

その中で彼らの行なっているトレーニングが一部映されたりします。
そのとき時折目につく、いわゆる見た目が派手なトレーニングがありませんか?
地面を這いつくばるように歩くやつとか…

正直言うと、そんなことをするなら他のトレーニングした方がこの人には良いんじゃないかなぁとか思っています。

なぜなら、スポーツのパフォーマンスを上げるには身体を使う感覚を鍛えられれば良いからです。

なので股関節のパフォーマンスを高めたいのであれば、股関節を触ったまま立つ・座る・歩く・飛ぶ・しゃがむ…といった日常動作を行っていればスポーツ選手であれば簡単に股関節のパフォーマンスが上がります。

感覚ができれば、その感覚を競技に落とし込んでいけば、自ずとパフォーマンスが上がります。

 

[なぜ派手なトレーニングを行うのか?]

それは競技ではなくトレーニングを上達させているからなんですね。
トレーニングの上達過程で競技のパフォーマンスが上がっていくという考え方で行なっているので、どんどん動きが増えて派手になっていくのです。

ですが、これって時間がかかるのと、競技全体のパフォーマンスが上がらないのであまりおすすめはしません。。

であれば、基本的な筋肉の使い方、関節の動かし方、それを踏まえた運動のポイントを身につければ、どのパフォーマンスでも応用が効きます。

 

[選手は悪くない]

ちなみにトレーニングしている選手は何も悪くはないんです。
彼らは必死に結果を残そうとトレーニングをしています。

そんな彼らにトレーニング指導をしているのはトレーナーなのです。
つまり、トレーナーの器量次第で選手の勝ち負けが左右します。
(もちろんそれだけではないのですが、大きな要因の一つです。)

でもトレーナーは選手に飽きさせないようにトレーニングを組まないと、トレーナーを解雇されてしまいます。
なので、派手なトレーニングもしてしまうのでしょうね。

 

[地味なトレーニングほど効果が高い]

しかし、トップアスリートになればなるほど、見た目も地味なトレーニングを行います。
地味なトレーニングこそ、汎用性があり、効果も十分だということに気づいているのでしょう。

むしろ、それができることこそトレーナーの器量だと思います。
地味なトレーニングでもやり方一つで部分的な運動になるか全身運動になるかが変わります。

この違いをわかって指導できるようになれば、一般の方でもアスリートの方でも同じトレーニングを使ってもそれぞれ効果を実感してもらえます。

もしトレーニングやレッスン内容を考えるのであれば、
まずはあなたが知っている地味な基礎トレーニングで、
どんなやり方ができるのか、そのやり方をするとどんな効果を得られるのかという引き出しを増やしてみてはいかがですか?

 

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どんな方にも対応ができる体幹トレーニングの基礎があります。
それは何も難しいことではありません。

いままで見てきた、またはやってきたことのあるトレーニングです。
しかし同じトレーニングでもやり方が少し変わるだけで得られる効果が変わります。

体幹トレーニングの基礎とその発展方法を身につけたい方はこちら

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