ブラジル代表選手だって治しちゃう

こんにちは。
体軸コンディショニングの土屋です。
ブラジルからポルトガルに無事移動しましたので、本日はポルトガルから配信しております。

先週、ブラジルでサポートしているプロサッカー選手の誕生日パーティーに招待されたので参加してきました。
パーティー会場には選手がお世話になっている多くの方たちが集まり、本場のシュハスコ(日本ではシュラスコと言われています)など、
たくさんの料理が並んでいました。

初対面の方たちもいましたが、何とかポルトガル語でコミュニケーションをとり、楽しい時間を過ごすことができました。

会話の中で、私がスポーツトレーナーやセラピストとしても活動していることを話すと、

「ずっと腰が痛くて全然治らないのよ。」
「脱臼してから腕を思いっきり上げると痛みが出て怖いの。」

などなど、身体の悩みを抱えている方から多くの相談を受けてバンバン治していると、
ある男性が深刻な顔をして、
男性:右足に体重を乗せたり踏ん張ると膝が痛いんだけど、これも治せますか?
土屋:どのような動作をすると痛いですか?無理のないように、軽く動いてもらえますか?
まず動きを見た後に、前屈や後屈などの動きもチェックしました。
この動作を見ることにより身体の重心の位置や体重移動を確認しつつ、筋肉の優位/劣位などをTL(Oリングを使った筋反射テスト)を使ってチェックしていきます。
※最初に動作の確認を行い、それを基準とします。基準を作ることが大事です。
土屋:身体の使い方があまり良くないですね。前屈しても指が床につきませんよね?
男性:はい。でも、膝の痛みと関係あるんですか?
土屋:関係ありますよ。まず「優位に使いたい筋肉」と「身体の支点」を変えると、どのくらい違うかやってみましょう。
最初にみぞおちのクロスポイント(おへそから指4本上)を押します。
腹直筋が優位になっていたため、少し指を押し込んだだけでも顔を歪ませていました。
みぞおちの背中側である胸椎12番と腰椎1番の動きが良くなかったので、
そこを触りながら前屈や後屈、側屈と回旋の動きもしてもらいました。
次にやってもらったのは、股関節スクワットです。
[股関節スクワットの動画]
この時に
・反り腰にならない。
・ハムストリングスが優位に使えている。
・股関節支点で動けている。
これらの事をチェックしつつワークをしてもらいます。
以上の2つのワークにより、大腰筋とハムストリングスを優位にして腹直筋と大腿四頭筋が劣位になるようになりました。
再度前屈をしてもらうと、少し前までは手の指先が床につかなかったのに、指の付け根のあたりまでつくようになりました。
男性:わぉ!信じられない。
土屋:身体の支点と優位に使いたい筋肉を機能的に使うことができると、全然違いますよね?
男性:(呆然としながら)神様、この出会いを導いていただきありがとうございます!
このあと、より本格的にTLを使って施術をしていきました。
この男性からSNSや連絡先の交換までお願いされたので快く応じると、
プロフィール画像はブラジル代表のユニフォームを着ている写真でしたので、
土屋:ブラジル代表に入っていたの?
男性:はい。もちろんA代表ではなくて、年代別のブラジル代表だけどね。
サッカー好きの方ならこの凄さがわかると思いますが、年代別とはいえブラジル代表選手だったなんて驚きました。
まだ体軸セラピストとして活動してから1年経っていませんが、体幹リハビリテーション レベル4までの内容を理解して実践していくと、
このようなトップアスリートまで治せるようになります。
業界での経験が長ければ良いセラピストという訳ではありません。
私のように未経験者でも、やる気があって講座内容を理解すれば誰でも出来るようになりますよ。
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