《名もなき家事》でイライラする

こんにちは
おのです。

恥ずかしながら、
先日初めて、「名もなき家事」という言葉を知りました。

「名もなき家事」とは、
料理、洗濯、掃除と名前がついている家事ではなくて、

そういった名前の付いた家事周辺にある

・ごはんのメニューをきめること
・洗剤の在庫を把握、管理すること
・新しいごみ袋をセットすること、ごみ袋がなくなりそうだと気づくこと
・掃除機のフィルターを掃除すること

などの細かい名前もつかない作業のことだそうです。

NHKのウェブニュースには
家庭におけるこれら「名もなき家事」の9割を妻が担っており、負担が偏っている。
と書かれています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190914/amp/k10012080421000.html

ネットで検索すると負担の多い妻がもやもや・イライラしている話が
いっぱい出てきます。

なぜイライラするのでしょうか。
その原因を2つ挙げて分析し、それぞれに講じられる対策を考えました。

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1.名前がないから、だれにも気づかれない
イライラの裏側:「気づいて自分でやってほしい、私がこなした仕事量を認めてほしい」

「名もなき家事」は、<当たり前・いつもそうなっている水準>に保つ家事です。
日常生活の中でマイナスをゼロに戻していく作業、
家族の誰かが作ったマイナスをゼロに戻す尻拭い的作業、
と言い変えることができます。

ゼロがマイナスになったとたん、周りが気づく。
マイナスの水準の時だけ指摘され、ゼロに戻してあることをだれも評価してくれない。

これがイライラの大きな原因です。

・周りから認めてもらえるように「名前を付ける」
→「名前のない家事リスト」というものもあります。可視化する。

・自分で自分の仕事量をほめる
→to do リストに全部書き出して、消していくと達成感を感じますし、
自分で自分に向かって「えらい!」「ありがとう!」というのも、
ふざけているようでかなり効果があります。

・SNSを活用して、いいね!をつける、いいね!をもらう
→instagramに家事のことを投稿しているアカウントがあります。
同じように名前のない家事をしている人を、「自分だけ…」という気持ちが薄らぎます。
※人と比べて落ち込む人には向きません


2.知らぬ間に自分へのハードルを上げすぎている

イライラの裏側:自分が保つべきだと感じているゼロ地点が高く、それに気力と体力が足りていない。

イライラしているときは、
圧倒的に自分に余裕がない(気力と体力が足りない)のです。

こなそうと思っているものが自分のキャパシティを超えてしまっていては、
つらいばかりです。

・自分がやっていた「名もなき家事」に名前を付けて、周りの誰かに委託する。
→物理的に自分の手元にある《名もなき家事》を外に出して減らします。

・<当たり前・いつもそうなっている水準>を下げる
→本当に必要なことを厳選する家事の断捨離をする。
「普通なら~~すべき」で自分を縛っていないか、
「〇〇してはいけない」とか、自分の親が当たり前にやっていたことを内面化していないか。

わたしは最近本で読んだ「洗濯した下着や靴下をたたまずしまう」というのを始めました。
最初は、ズボラすぎていけないことをしている…!と思いましたが、
ちゃんと洗濯しているし、しわくちゃになるものでもないし、どこが悪い??というふうに考え方が変わりました。

時間が短縮されたのはもちろん、
「たたむのを後回しにする」ことがなくなったのがストレスフリーです。

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さて、名もなき家事のイライラについて
2つの原因と対策を書いてきましたが、
もしかして、

「でも、~」
「だって、~」

という言葉が頭の中に出てきませんでしたか?

その「でも」「だって」をリリースすることができれば最強なのですが…。
できることから少しずつ、イライラや感情のすり減りを予防して、
ゆとりのあるメンタルを手に入れていきましょう(^^)

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