ラグビー選手に学ぶ体幹を強くする秘訣

こんにちは。
体軸コンディショニングスクールの山根です。

4年に1度行われるラグビーW杯。
対ロシア戦では30-10と白星発信を決めましたね。

最初は緊張感からかちょっとしたミスが目立ちましたが、
後半になるにつれて固さが取れ、躍動感あふれるプレーが出ていました。

この勝利を生かし、ぜひとも決勝トーナメントに進んで欲しいです。

さて、そんな彼らのプレーですが、観ていると体幹が安定した状態でいながらも、
とてもスピーディーに動いていることがわかります。

特に相手にタックルを受けても瞬時に躱して、トライを決めるまでの動きは、
まさに体幹が安定した状態で全身を連動させることが出来ている証拠なのでしょう。

今回はそんな彼らのような体幹を身につけるためのトレーニングポイントをお伝えしていきたいと思います。

体幹トレーニングでパフォーマンスが上がる人、下がる人

体幹トレーニングというと、体幹を鍛えることによって身体が安定し、動きやすくなるというイメージがあります。

しかし、やり方次第ではパフォーマンスを下げてしまう可能性もあるのです。

パフォーマンスが下がるとは、トレーニングをすることによって身体が動きにくくなったり、腰痛になってしまうなど怪我を引き起こしてしまう事です。

パフォーマンスが下がる人の特徴としては、以下の特徴が見られます。

1.体幹に力を入れる事ばかりに意識がいっている。
2.固まった頑丈な体幹こそ身体が安定すると思っている。
3.腹筋や背筋など体幹まわりの筋肉ばかりを鍛えてしまっている。

スポーツで身体を安定させ、スピーディーに動いていくためには、体幹だけでなく手や足も連動させた状態で鍛えていく必要があります。

そのため、体幹まわりの筋肉ばかりを鍛えたり、力を入れて身体を固めることに意識が向いてしまうと、手や足と連動させた状態で動くことが難しくなってしまいます。

結果、体幹トレーニングをしていても動きが不安定になってしまったり、怪我を引き起こしてしまうのです。

反対に体幹トレーニングでパフォーマンスが上がる人は、体幹のみに意識を向けることはしていません。

スポーツで動くときのように手や足を連動させた状態で体幹を鍛えることで、結果として体幹が安定するようにトレーニングをしているのです。

そして、そのポイントは2つあり、その場所を使うことによって、手や足と連動させた状態で体幹を安定させることができるようになります。

体幹を安定させるための2つの場所

体幹を安定させた状態で、手や足と連動させて動けるようにするためのポイントが「脇」と「股関節」です。

脇には上半身〜体幹に力を伝える役割を持つ前鋸筋。
股関節には体幹〜下半身に力を伝える役割を持つ大腰筋があります。

この2つを意識しながら連動して身体を動かすことによって、体幹の筋肉が働き安定するようになるのです。

具体的なトレーニング方法としては以下のようなものがあります。

1.両方の脇の下を手で10秒ほどさする
2.両方の鼠径部を手で10秒ほどさする
3.脇と股関節を使いながら腹筋を行う

このように意識を向けて体幹トレーニングを行っていく事で、手や足と連動させながら体幹を安定させることができます。

体幹トレーニングを行う機会や指導することがあれば、体幹のみでなく脇と股関節を意識しながらトレーニングを行うようにしてみてください。

体軸ピラティスでは、ただ体幹を鍛えるだけでなく、体幹を安定させながら全身を効率よく動かして方法をお伝えしていきます。

・指導者として選手のスポーツパフォーマンスを上げられるようになりたい。
・怪我をしない身体の使い方が指導できるようになりたい。
・ただ鍛えるだけでなく、動きやすい身体作りを目指したい。

そう思った方はこちらをチェック

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