こどもの猫背はみぞおちから予防する

こんにちは、理学療法士の中山です。

学校での「気をつけー、礼」などの習慣の影響か、
胸を張ったような姿勢をしているこどもを見かけますが、
時にこれは逆効果となってしまうことがあります。

それはいったいなぜなのか?
一緒に見ていきましょう。

〔良い姿勢が猫背を作る〕

肩甲骨を寄せて胸を張った姿勢は
一見、堂々としていて良い姿勢に見えます。

しかし、この状態が長く続くと肩甲骨の内側や
肩周りの筋肉が疲れやすく、固くなってしまい
肩こりや腰痛の原因となってしまいます。

このとき、肩周りで固くなりやすい筋肉として
僧帽筋という筋肉があります。

僧帽筋は使いすぎて固くなってしまうと、
だんだん肩が上がってくるようになり
やがて猫背や巻き肩のようになってしまいます。

〔猫背になりやすいこどもには特徴がある〕
猫背になりやすいこどもの特徴として

すでに良い姿勢をあげていますが、
姿勢が良くなくてもなりやすいこどもがいます。
それは、みぞおちの固いこどもです。
みぞおちの固さはその上にある大胸筋に影響します。

大胸筋の固さは巻き肩に繋がる代表的な要素であり、
巻き肩になると今度は背中が丸まってしまうため
猫背へとなりやすくなってしまいます。

〔みぞおちの固さをとるには脇をさする〕

みぞおちをやわらかくするには
以下の方法で試してみてください。

・まず、みぞおちを押して固さを確かめる。
・脇の下を10秒ほどさする。
・反対の脇の下も同じように行う。
・再びみぞおちを押して固さを確かめる。

いかがでしょうか?

はじめと比べ、みぞおちが
やわらかくなっていると思います。

みぞおちが固くなってしまう原因としては、
今回書いたような、

・肩甲骨を寄せた見た目の良い姿勢
・普段の勉強や食事中などの座っている姿勢
・単純に身体の固さ

など様々です。

そのため、みぞおちを良い状態に保つことだけが
予防になるわけではありません。

しかし、今回のような手順を行い
みぞおちを良い状態に保つことができれば
姿勢を良くしてくれる筋肉も使いやすくなるため
結果的には良い姿勢へと繋がっていきます。

ぜひ、試してみてください。.

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