こどもの反り腰は膝うらから解消していく

こんにちは 理学療法士の中山です。

反り腰は、腰痛の原因の1つですが、
この反り腰、実はこどもの時からすでに始まっているかもしれません。

今回はその反り腰のチェック方法と
解決方法について一緒に見ていきましょう。

〔反り腰かどうか確認してみよう〕

反り腰かどうかは簡単にチェックできます。

・まず両膝を立てて仰向けになる。
・腰と床の間に手を入れる。

このとき手が入った方は反り腰の可能性があります。

反り腰は腰を痛めるだけでなく、
肩や首の痛みに影響したり運動能力を下げてしまうこともあります。

 

しかし、そもそも反り腰には
どうしてなってしまうのでしょうか?

〔反り腰になってしまう理由〕

反り腰になってしまう理由には

・運動不足
・腰の筋肉の使いすぎ
・柔軟性の低下

など、様々ありますが

共通して言えることとして
みぞおちの固さがあります。

みぞおちを固くしてしまう原因の筋肉しては
腹直筋や大胸筋などが挙げられます。

これらの筋肉の固さをとるには

画像の黄丸部分を10秒ほど

ほぐしてあげるといいです。

 

それに加え、次に紹介する体操を行うと

さらに効果的ですので試してみてください。

 

 

〔みぞおちがやわらかくなる膝うら体操〕

 

 

・床に座り両膝うらの真ん中を押さえる。

・押さえたまま膝の曲げ伸ばしを5回ずつ行う。

 

動画はこちら

https://youtu.be/uldTlcJBXxA

 

 

この体操では膝うらにある筋肉を使いやすくなります。

膝うらの筋肉が使いやすくなると、
みぞおちを固くしていた腹直筋や大胸筋のような筋肉は
無駄な力が抜けてやわらかくなっていきます。

 そのため、自然とみぞおちの固さがとれ
反り腰も軽減されるようになってきます。

 
こどもの場合、見た目では分かりにくいかもしれませんが
反り腰になっているこどもは意外と多いです。

 ぜひ、試してみてください。

 

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中山照教

理学療法士
JCMA認定体軸セラピスト
パームセラピスト