親指をほぐすと肩こりが和らぐ

感染対策の影響で自宅勤務が多くなっていますが、合わせて多くなっているのが肩こりです。

自宅では働く環境にないため、肩こりの症状が強くなりやすいです。

そんな方におすすめな自宅で簡単に肩こりを解消するための方法をお伝えします。

肩こりに影響する筋肉

肩こりに影響する筋肉は、肩の外側についている三角筋という肩の筋肉です。

肩こりは、その肩の筋肉を使いすぎてしまい、負担がかかって固まってしまっている状態ということです。

肩こり解消のため、この固まってしまっている肩の筋肉ををほぐしたりしますが、少し楽になってもまたすぐに症状が出ることが多いです。

デスクワークをしていると、自然と肩に力が入ってしまって、作業をするたびに繰り返してしまいます。

この自然と肩に力が入ってしまう状態を変える対策が必要になります。

肩と親指の関係

肩に力が入ってしまう原因の1つに親指の固さがあります。

親指から肩までは筋肉によってつながっています。

親指の筋肉(母指球筋、伸指筋)

指から肘の外側の筋肉

二の腕の筋肉(上腕二頭筋)、胸の筋肉(大胸筋)

肩の筋肉(三角筋)

これら筋肉のつながりから、親指がの負担が増えて固くなるとつながりを持つ筋肉全体が固くなります。

この関係から、例えばデスクワークで親指を酷使してしまうと、結果的に肩の筋肉の負担が増えて肩こりにつながってしまうのです。

肩こりを解消するための親指ほぐし

親指の固さが原因で肩こりがある場合、肩周りをほぐしたりあまり効果はありません。

今回のような場合は、親指の負担を解消することで効果が見られやすいです。

親指ほぐし

1.親指の爪の際を反対の手で持つ
2.軽く引っ張りながら捻るようにグリグリと指をほぐす

3.親指以外の4本の指もほぐす

この親指ほぐしの後は、ほぐす前よりも肩周りがスッキリする感覚があれば、肩こりは親指の固さが原因だったと考えられます。

デスクワークで肩こりを感じた場合は、親指ほぐしをぜひ取り入れてみてください。

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Bodyline School 代表

<保有資格>
・理学療法士
・JCMA認定体軸セラピスト

医療−介護−障害福祉の事業をする会社のマネージャー職。
理学療法士、ピラティス、体幹トレーナー、第1種衛生管理者で動きの専門家。
ビジネス全般、IPO、M&A、組織作り、育成・教育。ビジネスができる身体を。