目の疲れがこどもの身体を固くする

こんにちは、理学療法士の中山です。

勉強やゲーム、各種動画サービスなど、
こども達は目を酷使してしまいがちです。

こうした中で起きる目の疲れですが、
放置していると身体の固さに繋がってきてしまうことがあります。

いったい、どういうことなのか?
一緒に見ていきましょう。

〔目の疲れで身体が固くなる理由〕

目の疲れは首の筋肉である
後頭下筋という筋肉に現れます。

そして、その後頭下筋は
背中やもも裏、ふくらはぎなど
身体の後面の筋肉と繋がっています。

そのため、目が疲れて首の筋肉が固くなると
それが他の筋肉にも影響して身体全体が固くなってしまうのです。

 

 
〔目からくる身体の固さを解決するには?〕

 

この問題を解決する方法としては

 
・目を使い過ぎない(時間を制限する)
・ストレッチなどで身体をほぐす

 などが挙げられると思います。

しかし、場合によっては、

どうしても近くばかりを見なくてはいけなかったり、
わざわざストレッチをする時間をとれなかったりなど
なかなか解決できなかったりしますよね。

 
そのようなときにたった10秒ほどで出来る
体操を紹介しますので試してみてください。

〔10秒で出来る足首ほぐし体操〕

・内くるぶしの後ろから指4本上の部分を押さえる。
・押さえたまま足首を5回まわす。
・反対方向にも5回まわす。

動画はこちら

https://youtu.be/nG3IYrpdBkw

 

 

この体操では、たった10秒ほどで
足首の筋肉をほぐすことができます。

この足首の筋肉は全身と繋がっています。

もちろん、目の疲れが現れやすい
首の筋肉とも繋がっているため、

身体をやわらかくしてくれるだけでなく

目の疲れも軽くしてくれる効果が期待できます。

ぜひ、試してみてください。

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中山照教

理学療法士
JCMA認定体軸セラピスト
パームセラピスト