筋肉から紐解く腹筋運動

コロナ禍で運動不足から気になるお腹を鍛えたい、そう思う人は少なくないと思います。

その思いから腹筋運動をしてお腹を鍛えていると、首や腰が痛くなる場合もあります。

首や腰を痛めてしまうのは、腹筋運動の方法に問題があることが多いです。

腹筋運動の理想的な方法を筋肉のつながりから紐解いて解説していきましょう。

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運動は複数の筋肉が働く
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腹筋運動に限りませんが、運動は全て単独の筋肉だけ使うわけではありません。

筋肉は隣り合うもの同士で繋がりを持ちつつ連動することで、運動という結果になります。

例えば、肘を強く曲げると肘だけでなく肩も動きます。

これは、肘を曲げる筋肉である上腕二頭筋が肩にある三角筋と繋がりがあり、そのために肘と肩が連動して腕が上がる運動になります。

このように、どんな運動でも単独の筋肉ではなく複数の筋肉が繋がりを持つのです。

これを腹筋運動で考えてみましょう。

一般的にはお腹の表面にある筋肉の腹直筋を使うというイメージがあります。

腹直筋は筋膜などを通じて首の胸鎖乳突筋や膝を伸ばす大腿四頭筋と繋がりを持ちます。

腹筋運動をしていて、
・首の前が痛くなる
・膝が伸びて足が浮いてしまう
という人は、この腹直筋の繋がりが働くことでそのような動きが出るわけです。

この腹直筋の繋がりは、スポーツをする人であればいわゆる大きな力を持つアウターマッスルの繋がりのため、身体の負担も大きくなります。

首や腰が痛くなる人は、腹直筋を中心にアウターマッスルの繋がりを使う腹筋運動になっていると考えられます。

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腹筋で意識すべき筋肉
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この筋肉の繋がりから紐解いて、理想的な腹筋運動を考えてみましょう。

筋肉のつながりには、先ほど説明したアウターマッスルの繋がりと、身体の奥にあるインナーマッスルの繋がりがあります。

腹筋運動でいうインナーマッスルの繋がりは、
脇にある前鋸筋→お腹の横にある腹横筋→みぞおちの横隔膜→股関節の大腰筋
になります。

このインナーマッスルの繋がりを使う腹筋運動をするために、それぞれの筋肉の部位である脇、みぞおち、股関節を意識することがポイントです。

<インナーマッスルを使う腹筋運動>
1.脇から腕を伸ばすようにして上体を起こす
2.みぞおちを丸めておく
3.お尻が浮かないように股関節を挟み込んでおく

このポイントを押さえることで、身体を痛めない腹筋運動ができるようになります。

さらに、インナーマッスルを使うことで、身体の代謝も上がりやすくなり、運動不足解消にも効果的です。

コロナ禍の今だからこそ、運動不足を解消する腹筋運動はインナーマッスルを使って身体にも負担が少ないものを行いましょう。

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Bodyline School 代表

<保有資格>
・理学療法士
・JCMA認定体軸セラピスト

医療−介護−障害福祉の事業をする会社のマネージャー職。
理学療法士、ピラティス、体幹トレーナー、第1種衛生管理者で動きの専門家。
ビジネス全般、IPO、M&A、組織作り、育成・教育。ビジネスができる身体を。

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