こんにちは。
アナトミーの鬼の田中です。
施術を受けた方から、
「なんで痛みの原因が分かるんですか?」
と、よく聞かれます。
施術を受けていない方でも、当スクールの講座に参加された方の中には、
ちょっとした施術の様子を見たことがあるのではないでしょうか?
体軸セラピストがすぐに原因を特定しその場で変化を出す場面を見て、不思議に思っていませんか?
私達、体軸セラピストはTL(セラピーローカリゼーション)という筋反射テストを用いて評価をしています。
いわゆるOリングテスト(指で行う筋反射テスト)です。
何かを見る、もしくは何かを想像すると、
筋肉の力が強くなったり弱くなったりする反応が筋肉にはあるのです。
この反応は誰にでも備わっているものなのです。
ただ、その筋反射テストの精度はどうなのでしょうか?
あまり大きな声では言えませんが、ちょっと疑わしい人が結構います。
そういった人達には、共通した特徴があります。
それは、見るからにアウターマッスルが優位なのです。
身体の使い方が下手なのです。
アウターマッスルが優位だと、身体の筋肉は固まっています。
固まっていると、筋肉の反応が出にくいのです。
例えば、最近寒くなってきましたが、手がかじかんでいる時の手の感覚はどうですか?
かじかんでいると、スマホでメールを打ちにくくなりますよね。
それだけ、指の感覚が鈍くなっています。
お風呂上りの時のような、温かい時の手の感覚と全然違いますよね?
筋肉の状態によって、感覚や反応は全然異なるのです。
では、どうすれば筋反射テストの精度を挙げることができるのか?
それは、インナーマッスルを優位にする事です。
言い換えると、体軸筋を優位にして身体に軸を通した状態にする事です。
身体に軸を通した状態だと、身体の使い方や考え方がニュートラルになります。
その状態で、筋反射テストという評価を行います。
つまり、偏見や思いこみを排除した評価が出来るのです。
ですので、時には思いもよらないような原因が見つかったり、
根本原因が見つける事が出来るのです。
アウターマッスル優位の人は、軸がありません。
ニュートラルな状態になれていません。
その方の評価や筋反射テスト、あなたは信用できますか?
筋反射を使っているセラピストや団体は他にもたくさんありますが、
正しい筋反射テストが出来るような身体の状態にする方法まで、お教えてくれるところはないと思います。
軸を整えて、ニュートラルになる必要があります。
誰でも備わっている筋反射、
それを用いた評価法を身につける方法はコチラ
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http://taijikuconditioning.com/
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