こどもの運動能力が良くなる2つの方法

こんばんは。
フィジオスクール校長の田中です。

こどもの運動能力を高めてあげたい。
そう思う親御さんは多いです。 
 
こどもの運動能力は、色んな遊びを通して良くなっていきますが、
ただ、具体的に何をすれば運動能力が良くなっていくのか、分からない親御さんは多いようです。
 
今回は運動能力の中でもバランス能力に着目し、バランス感覚を良くするために必要な筋肉を、分かりやすくお伝えします。
  
  
<筋肉の固さでバランスが変わる>
 
バランス感覚のテストでよく使うものの1つに、片脚立ちテストがあります。
今回はこの片脚立ちテストで、バランス能力の変化を感じてみましょう。

お子さんの身体で確認してもいいですし、大人の方でも変化や違いを感じれますので、一緒に試してみましょう。
 
まず、太ももの内側の固さを確認してみて下さい。外側と比べて内ももが明らかに柔らかい人は、片脚立ちが苦手な人が多いです。
 
そして、左右で内ももの柔らかさを比べてみると、より柔らかい方の脚で立つのが苦手かと思います。
 
このように、内ももの筋肉と片脚立ちのバランスとは深い関係性があります。
もちろん、バランス能力全般との関係性もあります。
 
 
<バランス能力を高める2つの方法>
 
左右で内ももの柔らかさを比べてみて、より柔らかい方の脚で立つのが苦手だった場合、その脚の内ももを触って刺激を入れるか、叩いてみましょう。
 
左内ももが柔らかかった方は、
 
・立った状態で、左脚を前に出す。
・足の前後幅は、足の大きさ2つ分位。
・左膝は左かかとの真上にくる程度で、膝を90°以上曲げない。
・みぞおちを丸め、右手で左内ももを叩く。
 
叩くと内ももが固くなっているのがわかると思います。
確認できたら片脚立ちをやってみて下さい。
先ほどより立ちやすくなっていると思います。
 

次に、みぞおちを使いやすくするワークです。
やり方はこちら
 
これをやると更に片脚立ちが楽になります。
 
 
<なぜ、みぞおちがバランスと関係あるのか?>
 
みぞおちには、インナーマッスルで有名な大腰筋と横隔膜があります。
この2つの筋肉は、内ももの筋肉ともつながっています。
 
そのため、みぞおちを使いやすくすると内ももが使いやすくなり、バランスが良くなります。
 
このように、単体の筋肉だけを鍛えるのでなく、全身のつながりを使うとより効果が出ます。

今回ご紹介した2つの体操は、いつでもどこでもすぐに出来るものです。
これを少しやることで、こどものバランス能力も上がりますし、ケガも少なくなりますので、是非やってみてください。
 
このようなこどもの運動能力を簡単に高める方法とポイントは、他にもたくさんあります。

・何かをしてあげたいけど、具体的に何をしていいか分からない。
・教えてあげたいけど、難しいのは出来ないから困っている。
・色々試したけど、その場で効果を感じないから続かない。
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