こんにちは
体軸コンディショニングのおのです。
「瞑想が苦手・・・」「シャバーサナが苦手・・・」
という方は意外と少なくありません。
わたしは10年くらい小劇場の俳優をしていましたが、
俳優のトレーニングにも瞑想は欠かせませんでした。
しかし、なぜか上手にできない・・・。悩みました。
当時の自分には、
瞑想が苦手でも、シャバーサナができなくても、
生きていくのに何の問題もないYO!
だから、悩む方が身体に悪いYO!!!
と言ってあげたいですが、
10年かけて悩み抜いて、
瞑想が苦手な方のための瞑想のコツを編み出しました(^^)
今日はそれを、瞑想に苦手意識のある方にお伝えしようと思います。
「何も考えない」、「無になる」がわからない、
「何か考えちゃう・・・」
という方に共通して言えることがあります。
意識が<過去>または<未来>にフォーカスしやすい!!
言い換えれば、
<今この瞬間>に存在するということが難しいのです。
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ちょっと話がズレますが、
小さい子どもや動物がひとりで遊んだり、
もそもそ動いたりしている様子を
ずっとみていても飽きないと感じたことはありませんか?
小さい子どもや動物は、
<過去への執着>と<未来への不安>がありません。
ただ、<今の瞬間>を生きているだけです。
人は、その様子に無意識に引き込まれるようになっています。
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さて、10年かけて編み出した、
シャバーサナや瞑想中に、
<過去>と<未来>にぶっ飛びやすい意識を、
<今この瞬間>に戻す方法をお伝えしていきます。
それは、
「音を聴く」
です。
聴くべき音は、音楽や人の声ではなく、環境音です。
あとで人に説明できるくらい克明に記憶するつもりで、
瞑想中、環境音を聴き続けてください。
今これを読んでいるあなたのそばではどんな音がしますか?
目を閉じて聴いてみてください。
わたしは今これを書きながら、
・エアコンのクーーーーっという音
・加湿器が不規則にコポコポいう音
・外の車が通る音
・パソコンのタイピング音
・後ろの机の時計の秒針
・自分の呼吸音(特に吸う音)
が聴こえます。
これらは、考え事をしていると絶対に聴こえない音です。
これらの小さい環境音を聴いて認識するためには、
脳は考え事に使うための容量を解放しなくてはいけません。
この脳の容量の解放が瞑想・シャバーサナの大事なところです。
苦手な方は是非試してみてください。
終わった後には、
今までにないスッキリ感が味わえると思います。
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