肩周りが筋肉質で肩幅が気になってしまう、、
肩幅が広くて大きめな服を着るようにしている、、
このように、肩幅や肩周りの筋肉を気にする方は女性では多いと思います。
この肩幅をリセットする方法を筋肉の使い方から紐解いていきましょう。
肩幅が広くなる身体の使い方のクセ
突然ですが、片方の手でカバンなどを持って鏡の前に立ってみてください。
カバンを持った方の肩が上がっていませんか?
もし肩が上がっていたという人は、おそらく筋肉質で肩幅の広さも気になっていると思います。
例えば、手提げバッグの場合、手提げ部分を握るか、肘を曲げて腕に引っ掛けて持つ、もしくは肩に担ぐなど色々な方法があると思います。
どの持ち方であっても、肩が上がってしまう人がいますが、それは「肩の筋肉を使うクセ」がある肩が多いです。
この肩が上がる筋肉は僧帽筋や三角筋といった筋肉ですが、これらは肩の表面についている筋肉です。
肩の筋肉を使うクセがあるということは、肩の筋肉である僧帽筋や三角筋を常に使っているということ、つまり、肩の表面の筋肉も隆々としてしまいます。

これにより、無意識的に肩周りが筋肉質になってしまい、肩幅が広く感じてしまうのです。
肩幅をリセットする脇の使い方
では、どうやったら肩幅が気にならなくなるのか。
肩幅が気になるのは、肩の筋肉を使い過ぎてしまうからです。
この肩の筋肉を使わないようにするために重要となるのが、「脇の筋肉を使うこと」です。
脇の筋肉には前鋸筋があります。
前鋸筋は、肩甲骨の内側から肋骨につく筋肉です。
いわゆる肩のインナーマッスルの一つであり、その働きは肩を下げることです。

ここで、前鋸筋を使ったカバンの持ち方を実践してみましょう。
まずは最初と同じようにカバンを持ってみてください。
次に、そのまま脇の後ろ(腕と背中の付け根あたり)を下に下げるようにしてみてください。
どうでしょうか?
おそらく最初は違和感を感じるかもしれませんが、肩が下がってカバンを持つ手や肘、腕が楽になると思います。
この脇の筋肉を使うクセがつくと、肩周りの筋肉を使うことが減るため肩幅も気にならなくなってきます。
最後に、この脇の使い方がクセになるための簡単な運動をお伝えします。
<脇の運動>
このように身体の使い方のクセが身体の気になるところに影響している場合があります。
身体の使い方のクセが良くなることで気になるところも解消していくことが多いです。
身体のより良い使い方を見てみたい方は下記を参考にしてみてください。
https://mag.metaaxis.co.jp/taikan/
<保有資格>
・理学療法士
・JCMA認定体軸セラピスト
医療−介護−障害福祉の事業をする会社のマネージャー職。
理学療法士、ピラティス、体幹トレーナー、第1種衛生管理者で動きの専門家。
ビジネス全般、IPO、M&A、組織作り、育成・教育。ビジネスができる身体を。
最新記事 by 吉田哲也 (全て見る)
- 身体に効くストレッチの秘密 - 2021年4月21日
- 短時間で効果を引き出す時短トレーニング - 2021年3月26日
- 自律神経を整える効果的な呼吸法 - 2021年3月19日