お腹を柔らかくすると腰の痛みはなくなる

気温が寒くなってくると腰を痛めてしまう方が急増します。

腰痛になるような方の特徴として挙げられるのが、お腹が固まっていることが多いです。

今回は、お腹が固まると腰にどんな影響があるのか。

なぜ、お腹が固まるのか。

そして、どのようにお腹をほぐすのか。

大きく分けて3つほどポイントがありますので、わかりやすいように詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

<腰痛と関係があるお腹の中のもの>

お腹といってもかなり広いので場所が曖昧になってしまいますが、今回指す具体的な場所はへそから指4本くらい上の場所です。

背骨の高さで言えば、第12胸椎や第1腰椎の高さです。

<お腹の中にある内臓>

ここの場所には、たくさんの内臓が重なるようにあります。

・胃

・すい臓

・十二指腸

・肝臓

 

  

<お腹付近の神経>

「お腹」の奥の方には、腹腔神経叢(ふくくうしんけいそう)という神経の塊みたいなものがあります。

そして、この神経の塊は様々な内臓に神経を送っています。

・肝臓

・脾臓

・胃

・すい臓

・腎臓

・小腸

この他にも、「お腹」には大動脈や大静脈が通っています。

このように「お腹」の近くには内臓や神経や血管があり、様々な内臓の影響が現れやすいところになっており、ストレスや運動不足、食べすぎなどの食生活により非常に固くなりやすい場所なのです。

<お腹近くにある筋肉>

お腹の近くには、インナーマッスルとして重要な大腰筋があります。

このインナーマッスルは、全ての腰から股関節にまたがってついている筋肉で、お腹が固まっていると、働きにくくなります。

結果、腰椎や股関節がうまく動かなくなり、腰痛になるケースは多いです。

<お腹の固さと腰痛になる原因>

インナーマッスルが使えていないとお腹は固くなりますが、先程述べたようにお腹の中に内臓がありますので、内臓の影響でもお腹は固くなります。

つまり、

内臓(神経)の働きの低下⇔インナーマッスルの働きの低下⇔お腹の固さ

という関係性が成り立ちます。

逆を言うと、

お腹を柔らかくする⇔内臓(神経)の働きの向上⇔インナーマッスルの働きの向上

といったように筋肉と内臓、そして内臓と繋がっている神経は関係性があるということです。

ですので、「お腹」をほぐして柔らかくすることは、結果として腰痛を解消していくことにつながるのです。

ちなみにですが、今まで、「お腹」をほぐすような事をやったことありますか?

と聞かれると、ないという方がほとんどです。

また。整体に行って腰が痛いと言ってもなかなかお腹をほぐすところもあまりありません。

実はこれが、腰痛を長引かせる原因となっています。

<お腹をほぐすワーク>

紹介する方法は10秒で出来る体操です。

〔お腹を柔らかくするワーク>

このワークは、座ったままでも立ったままでも出来ますので、いつでも出来ます。

「お腹」をほぐしていき、腰痛を自分で解消していきましょう。

今回紹介したように痛みを解消することは大切ですが、再発しないように予防することも大切です。

ただ、どうやって予防すればいいのか具体的にわからないという方は少なくないと思います。

そんな方は下記の無料PDFをご覧ください。

https://mag.metaaxis.co.jp/taikan/

体幹を鍛えることで腰痛や肩こりをなくす方法が詳しく知ることができます。

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<保有資格>
JCMA認定体軸セラピスト
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