コロナ禍となり、在宅ワークやオンラインでの業務などが増えていく中で、実は肩こりや腰痛、目の疲れなどの症状を感じる人も増えているのはご存知でしょうか?
特にパソコンを使うことも多い方は、肩こりや目の疲れを感じていると思います。
そんな肩こりや目の疲れなどを抱えやすいデスクワーカーがするべき2つの運動をお伝えします。
デスクワークをしていて症状を感じる人はぜひ読んで、症状を軽くしていきましょう。
目の疲れは首と背中の動きの制限からくる
パソコンなどをしていると、目の疲れを感じてしまいやすいですが、それだけ目を動かしているとも言えます。
目の動きには、目の周りに筋肉はもちろんですが、実は首の筋肉も関係しています。
首の筋肉の中でも後頭部と首の間のいわゆる首の付け根の筋肉(後頭下筋:こうとうかきん)が目の動きと深く関係しています。
デスクワークをしていると、首の動きも固定されてしまいやすく、固定されて動きがなくなるために首の付け根の筋肉も固まりやすいです。
さらに、デスクワークは背中も丸くなって動きが少なくなります。
首の付け根の筋肉はその表面にある背中の筋肉(脊柱起立筋)と繋がりがあるため、背中の制限がさらに首の制限となり、より目の疲れを助長する可能性が高くなります。

また、背中の筋肉は肩の筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋)との繋がりもあることから、背中の動きの制限が肩の動きの制限にもなります。

これにより目の疲れだけでなく肩こりも感じてしまいやすいのです。
デスクワークによる首や背中の動きの制限が、皆さんを困らせる目の疲れや肩こりになる、つまり首や背中の動きを引き出す運動がより効果的になるということです。
首と背中の運動
まずは首の運動を紹介します。
<首を動かす運動>
次に背中の運動を紹介します。
<背中を動かす運動>
この2つの運動をすることで、デスクワークで動きがなくなりやすい首の動きと背中の動きを引き出すことができます。
そして、この首と背中の動きが引き出されることで、目や肩の動きもスムーズになりやすく、疲れも減りやすいのです。
まずはデスクワークで症状を感じる人はこの簡単な体操から実践していきましょう。
そして、さらに効果を持続させたいとき、症状を感じにくい身体になりたいときはステップアップとしてトレーニングに近い運動を取り入れていきましょう。
その内容は下記にまとめていますのでそちらをご覧になってみてください。
https://mag.metaaxis.co.jp/taikan/
<保有資格>
・理学療法士
・JCMA認定体軸セラピスト
医療−介護−障害福祉の事業をする会社のマネージャー職。
理学療法士、ピラティス、体幹トレーナー、第1種衛生管理者で動きの専門家。
ビジネス全般、IPO、M&A、組織作り、育成・教育。ビジネスができる身体を。
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