膝の皿をほぐせば頭痛は和らぐ

仕事をしていると頭痛がひどい。

 

頭が痛いと全然集中できない。

 

季節の変わり目で頭が痛くなりやすい。

 

そんな方は膝のお皿を触ってみて下さい。

 

膝周りが固かったり、膝のお皿の動きが少ないなら、それが頭痛の原因となっているかもしれません。

 

どういったことかみていきましょう。

 

頭痛持ちの方の共通点

 

冒頭で述べたように慢性的に頭痛を持っているという方には共通点があります。

 

それが膝のお皿(膝蓋骨の周り)が固いということです。

膝のお皿にはもも前の筋肉(大腿四頭筋)が付いています。

膝のお皿が固くなると膝の動きが制限されるため、もも前の筋肉もそれに比例して固くなります。

 

そして、もも前の筋肉は骨盤にも付いています。

 

そのためもも前の筋肉が必要以上に働いて、固まってしまうと骨盤が前傾し、歪んでしまうのです。

 

頭痛が起きる原因の一つとして、この骨盤の歪みが深く関係していきます。

 

骨盤の歪みと頭痛の関係&

 

人間の脳や脊髄(背骨の中の神経)というのは、衝撃から身を守るため脳脊髄液という液体に包まれています。

脳脊髄液は、頭の頭蓋骨から骨盤の真ん中の仙骨という骨にかけて硬膜管という管を通じて満たされています。

 

この2つの骨が呼吸と連動してポンプのように動くことによって、身体の中を循環しています。

 

頭痛になる理由の1つとしては、骨盤(仙骨)が歪むことによって、硬膜管にもストレスがかかり、ポンプの力が弱まってしまうため、脳脊髄液の循環が停滞してしまいます。

 

脳脊髄液が停滞してしまいますと、脳が圧迫されてしまい、頭痛が起きることに繋がってしまうのです。

 

骨盤の歪みを正し、頭痛を解消する方法

 

頭痛を解消したり、改善するには骨盤の歪みを元に戻すことによって、脳脊髄液の循環を改善する必要があります。

 

骨盤の歪みをリセットする方法は簡単なのでぜひやってみてください。

 

膝のお皿ほぐし

 

・膝を伸ばした状態で座り、膝のお皿を指でつまむ。

・指でつまんだら、前後左右に痛くない範囲で動かしていく。

・動きが悪いところがあれば重点的に動かしてほぐしていく。

 

膝曲げ伸ばし体操

 

・膝を曲げると膝の裏に折り目があり、そこを人差し指と中指で押さえる。

・出来るだけ脚を股関節に引き寄せるようにして曲げる。

・曲げたら脚の重さを利用してすり足でストンと伸ばす。

・これを左右の脚で5回繰り返す。

 

動画はこちら

膝の皿やもも前の筋肉が固い人はなかなか動かないと思います。無理のない範囲で行ってください。

 

膝のお皿がほぐれると膝の緊張が和らぐため、もも前の筋肉の働きも抑えられ、緊張が和らぎます。

 

また、膝の裏の筋肉(膝窩筋)を刺激しながら動かすことによって、筋連結をしているハムストリングスが働きやすくなり、前傾していた骨盤が正しい位置に整うようになります。

 

骨盤が整えば頭痛も和らぐと思います。

 

頭痛持ちの方で、なかなか症状が治らないといった方はぜひこの2つのワークを行なってみてください。

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<保有資格>
JCMA認定体軸セラピスト
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