体幹を強くする鎖骨の動きを作る方法

日本人でホームラン争いを繰り広げている大谷翔平選手。

まるでゲームの世界のような活躍を見せています。

解説者が体勢を崩れされそうになっても体幹で粘れているからどんなボールが来てもホームランを打つことができる。といっていました。

まさに体幹の強さがあるからこその技なのでしょう。

そんな大谷選手の体幹が強いポイントの一つとして挙げられるのが、「鎖骨」です。

実は鎖骨を動かせようになることで、驚くほど体幹が安定するようになります。

なぜ、鎖骨が体幹と関係しているのか、、、

今回は鎖骨と体幹の関係性について、詳しくお伝えしていきたいと思います。

<体幹を安定させる前提条件>

まず、体幹を強くするために前提として知っておくべきポイントがあります。

それが、脇を使えるようにするということです。

脇が使えるというのは、脇の下の筋肉(前鋸筋)が働いて肩甲骨と腕の骨(上腕骨)が一直線になっている状態のことを指します。

この状態になると、ゼロポジションと呼ばれる肩に最も負担が少ない位置を常にキープできるようになります。

脇の下の筋肉の中でも下の部分(前鋸筋下部)は、肩甲骨を安定させる機能を持っていると言われています。

また、脇の下の筋肉(前鋸筋)は脇腹(腹斜筋)や体幹のインナーマッスル(腹横筋〜横隔膜〜大腰筋〜骨盤底筋)まで繋がっており、脇を使うことによって、体幹のインナーマッスルまで連動して働くようになります。

脇が使えると体幹が安定して強くなるといったのはそのためです。

<鎖骨が動けばどんな時でも脇が使える>

脇が使えると体幹は安定するようになる。

しかし、その脇を使えるようになる前提条件があります。

最初から脇を使い慣れていればいいのですが、ほとんどの人は脇を使うことに慣れていません。

ですから、脇を使いやすくするために鎖骨を動かせること必要になってきます。

鎖骨は肩周りの筋肉が付いているので、日頃から固まりやすい場所です。

そして、鎖骨は肩関節の中で肩甲骨と接しています。

そのため、鎖骨周りの筋肉(大胸筋や三角筋、胸鎖乳突筋)が固まっていたり、それによって上手く動かないと接している肩甲骨が影響を受け、肩甲骨まで動きにくくなってしまいます。

脇を使えるようになるためには、肩甲骨が動きやすい状態である必要がありますので、鎖骨周りが固まっていないことが重要です。

大谷選手の身体の使い方をネットなどで診てみると肩甲骨や鎖骨が柔らかく、自由自在に動かせることがわかります。

<脇を使えるようにする鎖骨ほぐし>

ワークを行う前に肩の動かしやすさ、片脚立ちなどをして体幹の安定感などをチェックしてみてください。

鎖骨をほぐすことで肩甲骨も動かしやすなるので、体幹の筋肉を使いながら肩を動かすことができるようになります。

1.鎖骨に沿ってグリグリとほぐしていく。

2.首の筋肉(胸鎖乳突筋)を掴み首を大きく左右に10回倒す。

(片方ずつ掴んで行うようにしてください。)

3.鎖骨を掴みながら肩を上げたら一気に力を抜いて腕もだらんとする。

4.最後に大きく前に倣えをし、さらに前に指先を突き出し、戻すを10回行う。肩甲骨を意識的に開いて脇の筋肉(前鋸筋の収縮)に刺激を入れる。

ほぐし終わったら、脇のワークを行いましょう。

脇が使えるようになり、体幹が安定するようになります。

1.右側の体幹と腕のつなぎ目を左手で掴み、肘を下に向かって押し付けるように3回脇を締める。

2.同じポイントを押さえながら、肘の先で大きく円を描くようにして、5回ほど回す。

3.逆の腕で、1〜2を行う。

挙げやすく、体幹が安定するようになっているはずです。

これは、鎖骨が動かしやすくなることによって、肩甲骨が動かしやすくなり、それによって体幹の筋肉を使って安定させながら肩を動かせるようになったためです。

鎖骨を動かせるようになることで、脇が使えるようになり、体幹が安定して強くなります。

体幹を鍛える方法は筋トレだけではありません。

今回紹介したような身体の正しい使い方を知ることでもびっくりするくらい安定するようになります。

ぜひ、日頃から体幹を鍛える機会がある人は試してみてください。


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