こんにちは
体軸コンディショニングのおのです。
入門講座に「体感アナトミー」という名前がついています。
この「体感」は、「体性感覚」の略なのです。
なので本当だったら「体性感覚アナトミー」となるわけですが、
体感の方がわかりやすいのでそうなっています(^^)
さて、この「体性感覚」。
この言葉になじみがない方でも、
日常生活ですでに体性感覚を使いこなしています。
例えば、お箸。
イメージしてみてください。
手でお箸を持ちながら、お箸の先端が、
①木製のお椀に触る
②プラスチックの食器に触る
③豆腐に触る
④固く焼いた肉に触る
全部違う感覚が手に伝わってきますね。
これも体性感覚の一つです。
体性感覚にはいろいろな種類があって、
温かさ、冷たさを感じる皮膚感覚、
平衡感覚や、重心を捉えたりなどのバランス感覚も体性感覚の一つです。
この体性感覚は、
身体を操作するときにも、非常に大きな役割を果たします。
なぜなら、私たちは身体を操作するときに、
体性感覚を無意識のガイドラインとして使っているからです。
無意識のガイドラインとなる体性感覚があるおかげで、
ある程度無意識にでも身体を動かすことができるようになります。
一度、自転車に乗れるようになれば、
もういちいち考えなくてもスッと乗れるようになるのはこのためです。
また、スポーツの場面で、動きながら状況を察知したり、
後の展開を考えることができるのもこのガイドがあるからです。
もちろん、どんな競技やどんなパフォーマンスをしたいかという、
目的によって必要とされる体性感覚は異なります。
しかし、分野や競技を問わず、
<上手に身体を操作している人に共通している体性感覚>というものがあれば、役に立つと思いませんか?
・・・それが「体軸」です。
(体軸は、「身体を操作するための最小公倍数であり、
最大公約数である」なんて言い方をしたりします。)
なぜ、同じトレーニングメニューをこなしているのに自分だけ伸び悩むんだろう?と感じている人や、
同じような背格好で、同じような生活スタイルなのに、なぜ私は肩や腰の痛みに悩まされているんだろう?と思っている人に、
この「体軸」という身体操作のエッセンスとしての体性感覚を養うため、
この理論と実践(初歩)をお伝えしているのが、「体感アナトミー」です。
「体性感覚」にピンときた方は、ぜひ講座でお会いしましょう。
体感アナトミーの詳細はこちら
↓
https://shop.metaaxis.co.jp/product/therapist-feel-anatomy/
最後までお読みいただきありがとうございました!
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