・鏡の前に立つと脚の隙間がかなりできている。
・気がついたらO脚になっていた。
・座るとガニ股になる。
痛みや不調はないけど、着たい服が着れなかったりと
服の選び方や見た目が気になりますよね。
そんなO脚、ガニ股を解消するために、
靴を変えたり、ストレッチしたり、
道具を使って矯正したことありませんか?
そして、色々試してみたものの
元に戻ってしまって治らないと諦めてませんか?
O脚を改善するためには、ストレッチやトレーニングと同時に
身体の使い方を考える必要があります。
身体の使い方を変えることができれば、
・O脚やガニ股は改善する。
・脚は細くなり、美脚になれる。
・骨盤のゆがみが改善する。
・膝の痛みが改善する。
などのメリットがたくさんあります。
今回は、O脚の原因とその解決方法を説明していきます。
O脚、ガニ股の人の特徴
原因は色々言われていますが、
O脚の方の筋肉の状態は基本的に同じです。
O脚の方の筋肉の状態を簡単に言うと、
・太ももの外側と前側の筋肉が固くなっている。
・太ももの内側と裏側の筋肉は使えていない。
言ってしまうとこの2つだけなんです。
一般的には、この2つに対してストレッチしたり、
身体を矯正したり、弱い筋肉を鍛えたりしているのですが、
その方法では良くならない方が多いようです。
これを読まれている、
あなたやあなたの患者さんも同じなのではないでしょうか?
では、なぜストレッチや
単純な筋トレだけでは治らないのでしょうか?
筋肉のつながりまでを考えた身体の鍛え方
ストレッチや筋トレだけでは治らない理由は、
太ももの内側と裏側の筋肉を使える状態にしていないからです。
ここで重要なことは、
「使える状態にする」ということです。
どういう事かというと、
「弱い筋肉があるから、その筋肉を鍛える」
というだけではダメなのです。
筋肉は単体で働く訳ではなく、
「筋肉同士のつながり」があって、
いくつかの筋肉が同時に働きます。
そしてO脚を治すためには、
太ももの内側と裏側の筋肉と
「機能的につながっている筋肉」を、
働かせる必要があります。
そうすることで、
初めて「使える状態」の筋肉になるのです。
使えていない筋肉を鍛えるだけでは、
ダメな理由がこれでわかったかと思います。
内ももと裏ももの筋肉のつながり
そして、太ももの内側と裏側の筋肉は、
以下の筋肉とつながっています。
・骨盤の底についている筋肉(骨盤底筋群)
・みぞおちから脚のつけ根にある筋肉(大腰筋)
・みぞおちにある横隔膜
これらはインナーマッスルでもあります。
この筋肉も使うことが重要ですが、
身体の奥深くにあるため、上手く鍛えられない方が多いようです。
今回はあるポイントを使って体操することで、
このインナーマッスルと、太ももの筋肉のつながりを作っていきます。
O脚を解消する2つの体操
最初に2つのポイントを使って、
つながりのあるインナーマッスルを刺激しておきます。
・ヘソから横指4本分上の鳩尾を押さえる。
・押さえたみぞおちの真裏の背骨を押さえる・
・押さながら、背骨を前後に動かす。
・5回くらいずつ行ったら、同様に左右に身体を倒して、背骨を左右に動かす。
・最後に左右に身体を捻って背骨を回旋させていく。
※やっているうちに、みぞおちが張らないように気を付ける。
次に、太ももの内側と裏側と
インナーマッスルを連動させる体操を行います。
・つま先を真正面に向くようにし、片足を一歩前に出す。
・後ろ足は斜め45度外を向いた状態にする。
・股関節のビキニラインの中央をさする。
・前足側の股関節のビキニラインの中央を押さえ、
その部分から前に身体を曲げるような意識で前屈する。
・もも裏、内ももを何回かさする。
・身体を起こし反対も行う。
この体操は、太ももを触るだけですが、
腰痛や膝の痛みにも効果的です。
太ももの内側や裏側を触るだけでなく、
軽くたたいて刺激を入れるとより効果的です。
これらをやることで、
太ももの弱っている内側と
裏側の筋肉を使える状態にすることができます。
そうなるとO脚やガニ股は改善し、
外側と前側の固くパンパンに張った筋肉は
柔らかくなり、美脚になります。
骨盤の歪みや膝の痛みにも有効ですので、
このような悩みを持つお友達にも教えてあげて下さい。
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ヘッドトレーナー
<保有資格>
JCMA認定体軸セラピスト
JCMA認定ヨガセラピスト
RYT200
NASM-PES
NSCA-CPT
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