背中が固いとこどもの能力は落ちる

こんにちは
理学療法士の中山です。

背中の筋肉ってこどもでも意外と固まっています。
 
固くなる理由は様々ですが、そのまま放置しておくと
こどもの姿勢や集中力等に影響してきます。
 
今回はこのようなことに対しての
対処法について一緒に見ていってみましょう。
 
  
〔背中の筋肉が固くなる理由〕
 
 
背中には脊柱起立筋という筋肉があります。
 
この筋肉は背骨のすぐそばを通っていて
背筋を伸ばしたり、背中が丸まったときに
支えてくれる筋肉です。

この筋肉が固くなってしまう理由としては
日頃の姿勢やストレスなどが挙げられます。
 
姿勢は猫背だったり、逆に背中をピンと
伸ばしすぎたりしていると筋肉が疲れ固くなってしまいます。
 
また、ストレスの反応も
この部分に現れやすいと言われています。
 
 
〔固くなった筋肉の整え方〕
 
 
単純に固くなった部分をほぐすという
やり方も1つの方法ですが、
それ以外の方法でも筋肉は整えられます。
 
筋肉は筋膜という膜で覆われており、
全身と繋がっています。
 
例えば、背中の脊柱起立筋だと、
足裏の筋肉と繋がっています。
 
ですので、こちらの筋肉をほぐしてあげると
筋膜で繋がっている背中の筋肉も
整えてあげることができます。
 
足裏の筋肉のほぐし方は
次に紹介する方法がおすすめですので、
試してみてください。
 
  
〔足裏ほぐし体操〕
 
 
・足裏の真ん中を押さえる。
・押さえたまま足の指の曲げ伸ばしを10回行う。
 
動画はこちら
https://youtu.be/jFLP20ivyTw
 
 
この体操を行う前後で
背中の伸ばしやすさや丸まりやすさを
比べてみると動きやすくなっていることが
分かるかと思います。

これは足裏の筋肉である
短趾屈筋(たんしくっきん)という
筋肉をほぐれたことによる効果です。
 
ぜひ、試してみてください。
 
 
今回お伝えした
からだの感覚を伝えやすくすることができるようになる
PDFを無料で公開しています。
ダウンロードはこちらからどうぞ

https://mag.metaaxis.co.jp/kids-palm/

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中山照教

理学療法士
JCMA認定体軸セラピスト
パームセラピスト