腕と背骨からみる体幹の評価の仕方

こんばんは。
体軸コンディショニングスクールの藤田です。

今回は、「体幹の評価とコンディショニング法」という講座の中の
「腕と体幹の関係性」について、一部内容を紹介していきます。

私は最近、東洋医学的な観点である経絡や、筋膜ラインを考えながら筋肉の硬結部位であるトリガーポイントを解消する治療を体感してきました。

結局大事なのは、

しっかりと評価を行い、
症状との関係性をみながら推理し仮説を立てて、
末梢と中枢と両方の視点を持つこと

これらが大事だと感じました。

1つ例を挙げて説明していきたいと思います。

外傷でなく、使い過ぎによる痛みが右母指の付け根を動かした時にあるとします。
この末梢である右前腕の屈筋の緊張や痛みが、同側の首の緊張や張りに繋がることがあります。

これとは逆に、右首から後頭部の緊張や硬さが影響して、同側の肩や手など上肢に影響する場合があります。

このように、末梢と中枢は関係性があります。

根本治療を行うためには、どちらからも考える必要があります。

<末梢から診る場合>

上肢を例に取って説明すると、

評価としては、
左右差を指標にしながら
・それぞれの指先の緊張の程度を比較して診る。
・前腕の屈筋と伸筋の緊張感、硬さを比較して診る。

コンディショニング法としては、
・左右差を見て、明らかに緊張が高い部分の筋肉を指圧してリリースをする。
・指圧しながらグーパーの動きを入れながらリリースをする。
・筋肉を横断マッサージしてリリースをする。

などがあります。

<中枢から診る場合>

上肢を例に取って説明すると、

評価としては、
・後頭部と頚椎の左右差の緊張感や硬さの程度を比較する。

・頚椎、胸椎など背骨の弾力がない部位を見つけて、左右の緊張感や硬さを比較する。

コンディショニング法としては、
特に緊張が高い場所を、患者さん自身の呼吸法を使いリリースする。

という方法があります。

講座では、
このような具体的な評価をもとに治療する方法を実際に体感して、
自身の身体が軽くなる変化を感じて頂きます。

・実際に評価とコンディショニングを体感したい。
・自身の身体の左右差を知りたい。
・相手の体幹の特徴やクセが分かる評価法を知りたい。

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