こんばんは。
理学療法士でもあり母親でもある新田です。
先日、長年保育士として働いていた方と話をする機会がありました。
保育園で子どもを注意するとき、一番効く言葉って何だかわかりますか?
その方によると、
「そんな事をしたらお母さんが悲しむでしょう…」
このセリフらしいです。
自分の好きな人を悲しませるわけにはいかない。
そうやって子どもたちは、お母さんを通して世の中の大事なこと、良いことを覚えていくようです。
5歳と1歳の子育て真っ最中のわたしとしては、このセリフに正直ドキッとしました。
・子どもたちのことはすごく大事だけど、わたしの機嫌で子どもへの態度が変わっていないか。
・子どもたちのお手本となる親になっているのか…
などなど、ふと考えてしまいました。
出来ることなら、
どれだけ仕事で疲れていても、
どれだけ対人関係で嫌なことがあっても…
どれだけ主人にイライラしても(笑)
子どもの前ではいつでも一定の状態でいたいですよね。
それを可能にするためには、身体から変えていけば早いのです。
今回は、愛を感じる身体になるポイント、『胸』に注目したワークをお伝えします。
〈優しい胸をつくるワーク〉
はじめに、ご自身の胸の固さを、身体を前後左右に傾けたり捻ったりして、確認してみてください。
次に胸いっぱい前後左右に空気を入れたとき、胸全体の広がりを確認してください。
確認ができたら、
1、胸の前、後ろ、横を数回、丁寧にゆっくり触る。
2、胸の膨らみが少ない所に手を置く。
3、そこに空気を入れるように、胸式呼吸を5回行う。
ではもう一度、身体を前後左右に動かしたり、胸いっぱいに空気を吸い込んでみてください。
いかがですか?
・はじめと比べて呼吸しやすい。
・身体がフワーっと軽くなった。
・落ち着いた気分になった。
・手がポカポカしてきた。
・なんだか温かい気持ちになった。
などなど、何か変化を感じることができたかと思います。
この状態で、こどもと接することを心がけています。
是非、お子さんと接する前に試しに行ってみてくださいね。
きっと、いつもより落ち着いて穏やかに対応することができると思います。
この他にも、全身のポイントを使うことで、身体を一定の状態に整えるためのワークもあります。
いつでも一定の状態に維持できる身体になり、子どものお手本となる親になりたい方は、
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P.S.
大阪と福井でこどもパームセラピーを開催いたします。
今回は、小学生以上のお子さんの同伴が可能となっております。
是非、お子さんと一緒に参加してみて下さい。
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