体幹を締めると関節を痛める

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こんばんは。
アナトミーの鬼の田中です。

効果的に、楽にお腹を締めたい!

そんな思惑にピッタリな方法の1つに、呼吸法があります。
吐いてお腹を凹ませた状態で呼吸をするというドローインという方法です。

このドローイン、メリットもありますが、関節を痛める可能性やパフォーマンスを落としてしまう可能性もあります。

どういうことなのか、順を追って説明していきます。

<ドローインのメリット>

・たるんだお腹を締めるのには良い。
・内臓の活性化には良い。

これらだけが目的なら効果的な方法です。

しかし、上記のメリットの他にも、

・痛みのない健康的な身体を手に入れたい。
・身体のパフォーマンスを上げたい。
・ヨガでキレイにポーズを取りたい。

と、多くの方が思っているようです。

ただ、なかなか思うような効果が出ていない方が多くいます。

なぜなのでしょうか?

答えを知る前に、実際にドローインをやってみて、関節の柔軟性の変化を確認してみましょう。

一度、前屈で体幹の柔らかさを確認しておきましょう。
確認しましたら、ドローインを行います。

・鼻から息をゆっくり吸います。
・お腹を凹ませながら口から息を吐きます。
・お腹を凹ませたまま息を吸う。
・この呼吸を3回行う。

終わりましたら、ドローインをしたまま、
前屈をしてみて下さい。

いかがですか?
動きにくくなっていませんか?

やり方が悪いのかな・・・
まだ練習量が足りないのかな。

と思っていますか?
実は違います。

それは、呼吸のメカニズムを無視しているからです。

<呼吸のメカニズム>

なぜこのような変化が出たかというと、
呼吸時には、横隔膜と骨盤の底にある筋肉(骨盤底筋)がセットで動きます。

息を吐く時は、横隔膜と骨盤底筋は上がる。
息を吸う時は、横隔膜と骨盤底筋は下がる。

というセットが、本来の動きです。

しかし、ドローインでは、
息を吸う時でも、お腹を凹ませているため、このセットの動きが破たんしています。

そして、身体が固まってしまいます。

ドローインをしながら身体を動かした時に、身体が固くなった感じがしたのは、そのためです。

ドローインは、
たるんだお腹を締める、または、内臓の活性化には良いです。

しかし、上記のメリットの他にも、

・痛みのない健康的な身体を手に入れたい。
・身体のパフォーマンスを上げたい。
・ヨガでキレイなポーズを取りたい。

そのような想いがあるなら、次の呼吸法も合わせて取り入れてみて下さい。

<もう一つの呼吸法>

以下の手順で、一緒に呼吸をしてみましょう。

1、両手でおへその高さのお腹を前後で挟む。

2、お腹の前と後ろの両方を膨らますように息を吸う。
この時には肛門の力を少し抜くイメージで行う。
*後ろ側が膨らむ感じはごくわずかです。

3、息を吐く時は、肛門に力を入れ、お腹を凹ませる。

4、この呼吸を3回行い、最後は軽く息を吸いつつ肛門の力を抜きましょう。

これが、本来の筋肉の働きに合わせた呼吸です。

ドローインは良いものですが、身体を固めてしまう可能性もあります。

今回ご紹介した呼吸法も行うことで、身体を固めることなく、
体幹を鍛えることが出来てパフォーマンスを上げることが出来ます。

是非、試してみて下さい。

・痛みのない健康的な身体を手に入れたい。
・ヨガでキレイなポーズを取りたい。
・スキルアップのために、より正しい身体の使い方を知りたい。
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