おはようございます。
体軸コンディショニングのヨガスクールマネージャー太田です。
月経血調整ヨガと聞くと、どうしても生理がある若い女性向けに思われがちで、私も年配の女性に、
「私、もう生理がこないから受けても意味ないわよね。」
という質問をよくされました。
そのたびに、
「いえいえ、生理がない今の奥様にこそ、必要なヨガなんです。」
そう、お伝えしていました。
月経血調整ヨガという名前から、年配の女性には関係ないと思われがちですが、年齢に関係なく、女性のライフサイクルに合わせて取り入れてほしいヨガ、それが「月経血調整ヨガ」なのです。
女性は、
生理があるうちは生理不順や生理痛、PMSなどに悩み、
子供が欲しいと思ったときには不妊で悩み、
出産したかと思えば尿漏れや腰痛に悩み、
歳を重ねた頃には更年期障害、、
女性のライフサイクルに合わせて、マイナートラブルに振り回される女性の悩みはつきません。
その女性のトラブルの原因は、ホルモンバランスの乱れが崩れや、筋力の低下などが大きく関わってきます。
まず女性ホルモンは、
「卵胞ホルモン」
「黄体ホルモン」
この2種類でしたよね。
この2種類の女性ホルモンは、脳から指令が出て、卵巣で造られ全身に巡ります。
そのため、卵巣の機能が低下すると、女性ホルモンの分泌が上手くいかず、バランスは崩れます。
では、卵巣の機能を低下させないためにはどうすれば良いのでしょうか。
それは、骨盤内の環境をよくすることです。
骨盤内に収まる臓器は、子宮や卵巣だけでなく、大腸・小腸・膀胱などの臓器が存在し、骨盤の内側から靭帯で吊られた状態になっています。
このような創りになっているため、内臓は骨盤の影響を受けやすく、骨盤や骨盤底筋群が機能しなくなれば、内臓の働きも悪くなります。
しかも、骨盤底筋群の機能が低下すると、骨盤内にある内臓を支えられず下垂してしまい、一番下のほうにある子宮や卵巣は上からの臓器に圧迫され、さらに動きが悪くなります。
この状態が続けば、卵巣の機能が低下し、女性ホルモンも上手く分泌されなり、バランスを崩してしまいます。
だから、骨盤や骨盤底筋群を機能させることが必要になってくるのです。
内臓が元の位置に戻れば、子宮や卵巣の負担も和らぎます。
負担が和らげば、機能しやすくなります。
月経血調整ヨガでやることは、
骨盤や骨盤底筋群を機能させるために、身体の使い方を変えていくことです。
骨盤や骨盤底筋群を機能させることができると、子宮や卵巣も機能するため、月経血調整も上達しやすくなります。
さらに、骨盤や骨盤底筋群、子宮や卵巣の機能させていくということは、女性ホルモンのバランスも整いやすくなるということなのです。
ホルモンバランスが整えば、生理痛やPMSを改善でき、妊娠しやすいカラダが作れます。
さらに、骨盤底筋群が機能するということは、尿漏れの防止にも繋がります。
ですので、月経血調整ヨガは若い女性だけにむけたヨガではなく、幅広い層の女性に行ってもらいたいヨガなのです。
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