おはようございます、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。
今週は福岡に来ています。
私はセラピスト養成コースや体軸ピラティスがメインなのですが、今回はめずらしくヨガスクールの講師を行いにきました。
時折、
「山川さんのヨガを受けてみたい。」
というありがたいリクエストをいただきますが、
東京ではなく福岡でヨガをお伝えすることになりました。笑
私は体軸コンディショニングの立ち上げメンバーなので、
はじめのヨガスクールの事情を細々と知っています。
ですが、ヨガスクールマネージャーの太田先生が入っていただいたおかげで、内容はかなり洗練され、テキストもガラッと変わり、本当に良かったなと思っています。
今回前半のみの講師ですが、体軸ヨガスクールの重要な基礎の部分にも当たるので、しっかりお伝えしていきます。
さて、ここからが今日のテーマです。
「スキップができない人はなんでですか?」
以前講座中にこのような質問をされました。
非常にざっくりとした質問ですが、
みなさんはこの質問をされた時にどう答えますか?
体軸スポーツでは、統合率が低いと言います。
聞きなれない言葉だと思いますので簡単に説明すると、スキップをするためには様々な要素があります。
・脚を上げる。
・交互に脚を上げる。
・飛ぶ。
・片脚で飛ぶ。
・飛んだ脚で着地する。
・腕を振る。
・一定のリズムで動く。
・前に進む。
などなど
ざっくりですが、これらの運動要素が考えられます。
これらの動作を一つにまとめた(統合した)動きがスキップですよね。
つまり、いずれかの要素が出来なければ統合率が下がり、スキッブができなくなるのです。
これら別々の運動要素を一つの運動に統合する能力を「分立的統合」能力と言います。
この分立的統合はスポーツや運動に限らず、
日常の作業や仕事でも行っているのです。
料理を作る方は、次の工程や鍋の湯加減といった別のことを考えつつも包丁で切る作業をしていると思います。
このように、別々のことを考えつつも作業することも分立的統合能力なのです。
料理が苦手な人って、これがなかなかできないんですよね。
同様に、運動が苦手な人も一度に統合できる要素が少ないので、次に何をすべきかを頭で考えてしまい困惑してしまうのです。
なんとなく分かっていただけましたか?
ですので、動作を分析する際に統合率がどうなのか?低い場合には何ができていないのか、動作を分解して考えると、運動音痴と言われる人でも上達することは可能なのです。
しかし、スキップのように単純な動作の場合の話です。
スポーツになると、分立的統合能力以外にも考えるべき要素があります。
そして、それは競技の特性によっても変わってきます。
同じ空手でも、伝統派の空手と極真空手では身体の使い方が違います。
病院の先生が歩行分析ができても、スポーツの動作分析ができない理由はここになるのです。
もし、的確な動作分析をして、上達方法を明確にしていきたいという方は、この動画で身につけることができます。
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