昔感じていた体力の低下は歳のせいではなかった

こんばんは。アナトミーの鬼の田中です。
最近、また一段と寒くなってきましたね。

駅で電車を待っている時間が辛いので、ギリギリになるように駅に向かった結果、
電車に乗り遅れそうになり、ダッシュをしなければなりませんでした。
とりあえず、間に合って良かったです。

体軸を知る数年前は、駅までのダッシュで息が切れて辛い時期もありました。

その頃は、「体力が落ちたな~」くらいにしか思っていませんでしたが、
実は体力が落ちたのではなく、身体が固まっていた事が原因でした。

もし、あなたも

・駅まで走るだけで息が切れる。。
・体力が落ちた気がする。

と思ったことがあるなら、それは
体力が落ちたのではなく、呼吸の量が減っているのかもしれません。

デスクワークや立ち仕事で、肩や背中がコリ固まっていませんか?
それが原因で胸が膨らみにくくなっているのです。

では、胸を膨らましやすくするために、何をすれば良いのでしょうか?
マッサージも良いですが、今回は、ご自宅や仕事の休憩時間で出来る簡単な体操をお伝えします。

<今のあなたの呼吸の状態>
 
あなたは、首・肩・背中のコリやハリを感じることがありますか?
 
でしたら、一度おもいっきり息を吸ってみて下さい。
 
背中が反りませんでしたか?
肩が上がりませんでしたか?
 
もしそうなら、

背中の筋肉で吸っている。
肩の筋肉で吸っている。

ということになり、胸や肋骨は大きく動いているようで、さほど大きく動いていません。
つまり、呼吸の量は多くはありません。
 
上手く吸えている時は、背中は反らず肩も上がらずに息を吸えています。
そして胸が開く感じがあります。胸の前側も後ろ側もです。
 
このような呼吸が出来るためには、脇の筋肉が重要です。
 
そして、その筋肉は足までつながっています。
  
 
<脇の筋肉>
 
その筋肉は前鋸筋と言い、肩甲骨と肋骨に付いています。
この筋肉が働くと、肩甲骨は外に開き、肋骨は広がります。
 
すると、胸の前側と後ろ側が開くのです。
 
特に、肩甲骨が外に開くことで、背中の後ろ側が開きやすくなるのです。
 
これが非常に大事です。
 
ですので、この筋肉が使えると呼吸の量が増えるのです。
 
  
<つながっている筋肉>
 
この脇の筋肉ですが、単体で働かせるよりもつながっている筋肉と連動させることで、より使いやすくなります。
 
脇の筋肉-腹筋(腹斜筋)-太ももに筋肉とつながり、足裏の筋肉までつながっています。
 
今回は、脇と足裏の2つの体操をお伝えします。
どちらも慣れると10秒で出来る体操です。
 
 
<呼吸をしやすくする10秒体操>
 
〔足裏の体操〕
 
1、足の裏を見て、内くるぶしと外くるぶしを結んだ線をイメージする。
 
2、その線から指3本くらい前の部分をグッと押しながら、足指をグーパーと10回繰り返す。

〔脇の体操〕
 
1、左脇に右手を入れる。
 
2、右の親指以外の4本の指が脇の後ろ側にくるように脇を摘まむ。
 
3、そのまま前に5回、後ろに5回ほど腕を回す。反対側も行う。
 
やってみましたら、息を吸ってみて下さい。
 
先ほどと比べると、背中を反らずに息を吸う事が出来たかと思います。
 
この方が胸の前後が開く呼吸で、呼吸の量は増えます。
これらの短時間で出来る体操で呼吸が変わります。
 
変わると息切れもなくなりますし、肩コリや背中のハリもなくなりますので、
是非試してみて下さい。

筋肉のつながりを知ると、身体の事が色々分かってきます。

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